階層ルックアップ用のドメイン値マップ・ユースケースの作成
この項では、SOAコンポジットでドメイン値マップを使用する場合のチュートリアルを紹介します。このユースケースは、ドメイン値マップの階層ルックアップ機能を示します。階層ルックアップのユースケースは次のステップで構成されます。
- ReadOrdersという名前のアダプタ・サービスにより、ファイルがディレクトリから取得されます。
- ReadOrdersアダプタ・サービスがファイル・データをProcessOrdersというメディエータに送信します。
- 次にProcessOrdersメディエータはメッセージをアダプタ参照で必要となる構造に変換します。トランスフォーメーション中、メディエータは、UnitsOfMeasureドメイン値マップのCommonドメインの対応値をルックアップします。
- ProcessOrdersメディエータは、WriteOrdersという外部参照にメッセージを送信します。
- WriteOrders参照は、指定された出力ディレクトリにメッセージを書き込みます。
この項で説明するサンプル・ファイルをダウンロードするには、Oracle SOA Suiteサンプル・ページを参照してください。