XSLTマップのデバッグ
12.2.1以降はSOAデバッガを使用してXSLTマップをデバッグできます。XSLTマップの戦略的な場所にブレークポイントを追加できます。デバッグするとき、デバッガではブレークポイントで実行が停止し、これによってデータおよび出力を検証できます。
XSLTマップが複雑化し、デバッグが困難になる場合があります。たとえば、Java関数やその他の機能がある場合は、アプリケーション・サーバーでテストすることが最適です。また、XSLTはサーバー内の多数の異なるアプリケーションから起動されることがあるため、アプリケーション環境でデバッグする方が簡単な場合もあります。SOAデバッガには、アプリケーション・サーバーにデプロイされたXSLTマップ用のリモート・デバッグ機能が備えられています。
BPELプロセスまたはメディエータで使用されているXSLTトランスフォーメーションをデバッグできます。BPELプロセスまたはMediatorがコンポジットで起動されると、デバッガはマップに定義されているブレークポイントで一時停止します。XSLTマップはJDeveloperで開かれ、XSLT処理に対応するユーザー・データが「データ」ウィンドウに表示されます。
デバッガは、Oracle Service Busプロジェクトにも使用できます。Service Busプロジェクトでデバッガを使用する方法の詳細は、「Oracle Service Busアプリケーションのデバッグ」を参照してください。