例: テンプレート・ルールの作成
例として、次に示すように、既存のマップのテンプレート・ルールを作成します。
この例では、ターゲットのShippedTo要素およびBilledTo要素にAddressを作成するために、ソースのShipTo要素およびBillTo要素のAddress情報を処理する1つのテンプレートを作成します。次のステップに処理を示します。
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ソース・ペインのShipToノードまたはBillToノードの下にあるAddressノードを右クリックして、表示されるコンテキスト・メニューから「新規テンプレート・ルール」を選択します。
「新規テンプレート・ルール」ダイアログが表示されます。「一致ノード」には、ソース・ペインで選択したAddressノードへのパスがあらかじめ移入されています。この一致文字列は、ShipToの下にあるAddress要素に固有のものですが、ソース・ドキュメントのすべての「Address」フィールドを処理するテンプレートを作成する必要があります。
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名前Addressのみが含まれるように「一致ノード」の文字列を変更します。これによって、ドキュメントで表示される場所にかかわらず、ソース・ドキュメントのすべてのAddressノードが一致します。
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「テンプレートに生成するノードの選択」オプションを選択します。ターゲット・スキーマ・ツリーが表示されます。
テンプレート・ルールが起動されたら、ターゲットにAddress要素をその子とともに作成します。
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ShippedTo要素またはBilledTo要素(どちらの要素も同じ構造です)の下にあるAddressノードを選択します。
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Addressノードの子を選択するには、[Shift]キーを押したまま、Address要素の最後の子であるZip要素をクリックします。これによって、Address要素およびそのすべての子が選択されます。
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「OK」をクリックして、テンプレート・ルールを作成します。
ルールがマップでまだ起動されていないため、テンプレートには警告アイコンが表示され、テンプレートを作成したノードには疑問符(?)アイコンが表示されます。