BPEL実行時フォルトの捕捉方法

次の手順は、与えられた例を使用して、フォルトを生成し、それを捕捉するためのフォルト・ハンドラを定義する方法を示します。ここでは、WSDLファイルを変更してフォルトを生成し、捕捉するためのcatch属性を作成します。

BPEL実行時フォルトを捕捉するには:

  1. RuntimeFault.wsdlをプロセスWSDLにインポートします。RuntimeFault.wsdlは、そのデプロイメント時にsoa-infra-wls.ear内のsoa.marからMDSリポジトリにシードされます。

    Oracle WebLogic ServerドメインにデプロイされたSOAインフラストラクチャには、RuntimeFault.wsdlが格納されているJAR/ZIPファイルsoa.marのコピーが表示されます。

  2. messageType bpelx:RuntimeFaultMessageを使用して変数を宣言します。
  3. 次の構文を使用して捕捉します。
     <catch faultName="bpelx:remoteFault"  | "bpelx:bindingFault" faultName="varName">