BPELプロセスにおけるOracle Enterprise Schedulerジョブの起動
Oracle Enterprise SchedulerジョブをBPELプロセスで起動できます。Oracle Enterprise Schedulerジョブは、Java、データベースのストアド・プロシージャまたは実行可能ファイルの形態における作業の単位です。ジョブ定義はOracle Enterprise Schedulerに関連付けられ、ここでジョブの実行方法を記述します。Oracle Enterprise Schedulerでは、WebサービスがジョブをBPELプロセス内から発行し、スケジュールをそのジョブ・リクエストと関連付けます。
スケジュール済Oracle Enterprise Schedulerジョブはランタイム環境に格納され、データベース・ベースのアクセスを使用して、Oracle Metadata Servicesリポジトリ(MDSリポジトリ)接続でアクセスできます。
ノート:
この項では、ジョブの完了を待機する方法ではなく、BPELプロセスからのジョブの発行方法を説明します。BPELプロセスでジョブの完了を待機するには、Webサービスを起動して、ジョブの完了時にコールバックを要求し、そのコールバックを取得するために受信を実行する必要があります。詳細は、『Oracle Enterprise Schedulerアプリケーションの開発』の「Oracle Enterprise Scheduler Webサービスの使用方法」を参照してください。