WSDLファイルのpartnerLinkTypeセクション
WSDLファイル(この例ではLoanService)のpartnerLinkTypeセクションは、BPELプロセス・サービス・コンポーネントの次の特性を定義します。
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果たすロール(操作)
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対話でメッセージを受信するために提供する
portType
非同期サービスのパートナ・リンク・タイプには、Webサービス・プロバイダに対するロールとクライアント・リクエスタに対するロールの2つのロールがあります。
次の例では、LoanServiceProviderロールおよびLoanService portTypeは、クライアント・リクエスト・メッセージに使用され、LoanServiceRequesterロールおよびLoanServiceCallback portTypeは、レスポンス・メッセージをクライアントに非同期で返す(コールバックする)ために使用されます。
<plnk:partnerLinkType name="LoanService">
<plnk:role name="LoanServiceProvider">
<plnk:portType name="client:LoanService"/>
</plnk:role>
<plnk:role name="LoanServiceRequester">
<plnk:portType name="client:LoanServiceCallback"/>
</plnk:role>
</plnk:partnerLinkType>
2つのポート・タイプ(invokeアクティビティのportType="services:LoanService"とreceiveアクティビティのportType="services:LoanServiceCallback")は、この1つの非同期BPELプロセス・サービス・コンポーネントに結合されます。基本的に、ポート・タイプは実行される一連の操作です。このBPELプロセス・サービス・コンポーネントの場合、実行する操作は2つ(invokeアクティビティのinitiateとreceiveアクティビティのonResult)あります。