コンポジット・センサー使用上の制限

コンポジット・センサーの使用に関して、次の制限に注意してください。

  • XPath式の関数は、プロパティとともに使用できません。

  • 式によって定義されるコンポジット・センサーは常に、値を文字列として取得します。このため、センサー・タイプは常に文字列です。このアクションにより検索が可能になります。

    文字列から派生したXMLタイプを扱う際には、値を文字列として取得すると便利な場合があります。次の例に詳細を示します。

    <xs:element name="CardNum">
        <xs:simpleType>
            <xs:restriction base="xs:string">
                <xs:length value="16"/>
            </xs:restriction>
        </xs:simpleType>
    </xs:element>
    

    式が数値であっても、文字列として取得されます。<>=、これらの組合せなど、他の論理演算子を使用できません。

  • 変数によって定義されるコンポジット・センサーは、変数タイプを使用してセンサー・タイプを決定します。センサーは次のいずれかのタイプです。

    • STRING

    • NUMBER

    • DATE

    • DATE_TIME

    • 複合XML

  • コンポジット・センサーでは、Enterprise ManagerおよびJMSの2つのタイプのセンサー・アクションのみがサポートされます。

  • Webサービス・バインディングに対しては、ヘッダー・ベースのセンサーのみがサポートされています。

  • Oracle B2B、サービス・データ・オブジェクト(SDO)、Web Services Invocation Framework (WSIF)およびOracle Business Activity Monitoringのバインディングに対するセンサー・アクションは、サポートされていません。

  • フィルタリング用のXPath式を作成する場合は、ノードセットを返すすべての関数を文字列として明示的にキャストする必要があります。

    xpath20:upper-case(string($in.request/inp1:updateOrderStatus/inp1:orderStatus) ) = "PENDING"
    
  • ビジネス・イベントを公開するサービス・コンポーネント上でセンサーを構成することはできません。

  • ビジネス・イベント・ヘッダーに基づいたセンサーは許可されません(ペイロードのみが許可されます)。

  • PL/SQLサブスクリプションはサポートされていません。