事前定義済のSpring Beanの使用

Oracle SOA Suiteには、次の事前定義済のSpring Beanがあります。

  • headerHelperBean: ヘッダー・プロパティを取得および設定します。

  • instanceHelperBean: 次の情報を取得および設定します。

    • 現在実行中のフロー・インスタンスのインスタンスID。

    • 現在実行中のコンポーネント・インスタンスのインスタンスID。

    • コンポーネントが含まれているコンポジットの識別名(DN)。

    • Springサービス・コンポーネントの名前。

  • loggerBean: コンテキスト対応のロギング・メッセージの提供。

事前定義済のSpring Beanは、Springサービス・コンポーネントに自動的に挿入されます。ただし、Springコンテキスト・ファイル内にそのBeanへの参照を挿入することで事前定義済のSpring BeanをSOAコンポジット・アプリケーションに明示的に統合する必要があります。

Springコンテキスト・ファイル内のloggerBeanおよびheaderHelperBeanの参照方法の例は、「Springコンテキスト・ファイル内の事前定義済Spring Beanの参照方法」を参照してください。