プログラム間で交換されるメッセージを表示するためのTCPトンネリングの使用方法
プログラムとサービスの間で交換されるメッセージは、TCPトンネリングにより表示できます。これは、BPELプロセス・サービス・コンポーネント・フローとWebサービスの間で交換される正確なSOAPメッセージを表示する場合に、特に役立ちます。
SOAPメッセージを監視するには、フローとサービスの間にソフトウェア・リスナーを挿入します。フローはリスナー(TCPトンネル)と通信し、リスナーはサービスにメッセージを転送し、メッセージを表示します。同様に、サービスからのレスポンスはトンネルに返され、トンネルはレスポンスを表示してフローに返します。
サーバーとWebサービスの間で交換されたすべてのメッセージを表示する場合、該当するすべてのメッセージがサービスとの間で1回のリクエスト/リプライのやり取りで交換されるため、同期サービスに対して必要なTCPトンネルは1つのみです。非同期サービスの場合、2つのトンネル(サービスの起動用に1つ、フローのコールバック・ポート用に1つ)を設定する必要があります。