XSLマップ・ファイルを作成せずにOracle Mediatorを介してペイロードを渡した場合の実行時の処理内容

トランスフォーメーション・マッピングの定義または値の割当てを行わずに、Oracle Mediatorを介してペイロードを渡すようにSOAコンポジット・アプリケーションを設計した場合、ペイロードはOracle Mediatorを介して渡されます。

ただし、ペイロードが正しく渡されるには、ソース・メッセージとターゲット・メッセージのパート名およびタイプが同じである必要があります。それ以外の場合、SOAプロジェクトのコンパイルが失敗します。11gからアップグレードされたプロジェクトでは、プロジェクトはコンパイルされますが、入力ソースがNullのようですまたはパートが見つかりませんというエラー・メッセージが表示されて、ターゲット参照の実行に失敗する可能性があります。