サブタスクの作成に関する項必知事項

サブタスクを作成する際、次のような点に注意する必要があります。

  • 親がビジネス・タスクでそのタスクが完了した場合、そのタスクのサブタスクは取り消されます。

  • 使用しているOracle Business Process Managementのリリースが11gリリース1 (11.1.1.7.0)より前の場合、サブタスクを作成するタスクのタスク・フォームを再作成する必要があります。ただし、以前のリリースでデプロイされたプロセスは継続して使用できます。

    タスク・フォームを再作成しなかった場合、タスク・フォーム自体の「アクション」リストではサブタスクを作成するオプションを選択できません。ただし、「ワークリスト」の上の「アクション」リストから「サブタスクの作成」を選択することによってサブタスクを作成できます。

  • BPMNサービス・エンジンの管理者である場合、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlにはサブタスクが表示されないため、注意してください。

サブタスクを作成するには:

  1. 「ワークリスト」で、サブタスクを作成するタスクを選択します。
  2. 「アクション」リストから「サブタスクの作成」を選択します。

    「サブタスクの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. 「サブタスクの作成」ダイアログで、次の点に注意してサブタスクを定義します。
    • 「タイトル」は必須フィールドです。

    • このサブタスクで使用可能なフォームが複数存在する場合は、「フォーム」フィールドで選択リストが表示されます。そうでない場合は、「フォーム」フィールドにデフォルト・フォームの名前が表示されます。親タスクに関連づけられているものと異なるタスク・フォームを使用できます。

    • 使用可能なルーティング・タイプは次のとおりです。

      • 単一の承認者

      • グループ投票。パラレル・タスクとも呼ばれます。このルーティング・タイプの場合、複数の参加者を入力するよう表示されます。

      • 単一承認者のチェーン。順次タスクとも呼ばれます。このルーティング・タイプの場合、複数の参加者を入力するよう表示されます。

    • 参加者を指定するには、検索を実行してその結果から選択します。複数のユーザー、グループまたはアプリケーション・ロールを選択できます。

  4. サブタスクの指定が完了したら、「サブタスクの作成」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックします。これによってタスク・リストがリフレッシュされます。親タスクを選択すると、「タスクの詳細」ページに「サブタスク」セクションが表示されるようになり、そのタスクについて作成したサブタスクの詳細が示されます。

    ノート:

    • サブタスクについて複数の参加者を指定した場合、「サブタスク」領域には各参加者について別々のアイテムが表示されます。

    • 参加者がサブタスクを完了したら、手動でタスクをリフレッシュして、その完了したサブタスクの詳細を表示する必要があります。