1 Oracle WebCenter Enterprise Captureの新機能

この項では、Oracle WebCenter Enterprise Captureの新機能と拡張機能を紹介します。

14c (14.1.2.0.0) — 2025年4月

機能 説明
Graph APIによる「共有電子メール」ボックスの読取りのサポート Graph APIを使用して、委任アクセス権を持つ共有電子メール・アカウントを構成できるようになりました。
『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』電子メール・メッセージと電子メール添付のインポートの構成に関する項を参照してください。
OAuth2を使用したOffice 365 IMAP接続の認証 IMAPを使用してExchange Onlineアカウントに接続するときに、OAuth認証を使用できるようになりました。
『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』電子メール・メッセージと電子メール添付のインポートの構成に関する項を参照してください。
ワークスペース・コンソールのプロファイル/ジョブのフィルタ/検索オプション 表の上部に「フィルタ」または「検索」オプションが追加され、ワークスペース・コンソールの名前/説明に基づいてジョブ/プロファイルがフィルタされます。
『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』クライアント・プロファイルおよびワークスペース・プロセッサの要素のフィルタに関する項を参照してください。
「取得」と「処理」の表に対するワークスペース・コンソールの「次」 「取得」タブと「処理」タブの両方の表に対して、新しい列「次」が追加され、ワークスペース管理者は各ジョブを個別に確認することなく、構成されたすべてのジョブの次の後処理ステップをプレビューできるようになりました。
クライアント・プロファイルのデフォルト・ユーザーとしてのログイン・ユーザー 作成された新しいクライアント・プロファイルでは、現在のログイン・ユーザーが、そのクライアント・プロファイルにアクセスできるデフォルト・ユーザーとして追加されます。
『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』クライアント・プロファイル・セキュリティの管理に関する項を参照してください。

14c (14.1.2.0.0)

機能 説明
Graph API 電子メール・インポート用のMicrosoft Graph API接続プロトコルを使用すると、標準クライアントを介したプライマリ電子メール・アクセスに対してマルチファクタ認証を有効にできます。詳細は、『Oracle WebCenter Enterprise Captureのマネージング』電子メール・メッセージと電子メール添付のインポートの構成に関する項を参照してください。
失敗したバッチをリリースする機能 Captureクライアントで失敗したバッチを選択し、同じプロセスにリリースできます。詳細は、『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』バッチの処理を完了してリリースする方法に関する項を参照してください。
バッチのロックの放棄 この機能を使用すると、キャプチャ・ワークスペース・マネージャ・ロールがある場合に、他のユーザーのバッチのロックを解除できます。『Oracle WebCenter Enterprise Captureの使用』バッチのロックを放棄する方法に関する項を参照してください。