売上作業オブジェクトに関連付けられたテリトリ候補に対して設定できる割当マネージャ属性は何ですか。

割当マネージャで作業オブジェクトと候補オブジェクトを設定するときに、候補者が作業オブジェクトに正しく割り当てられていることを確認するために、それらのオブジェクトの属性も選択します。選択した属性は、一致する候補者割当処理の実行方法を決定するマッピングおよびルールを決定するのに役立ちます。

たとえば、割当が必要なビジネス・オブジェクトと、それらに割り当てる候補オブジェクトを識別した後、属性を使用して最適な割当を実現できます。

選択および有効化する属性を決定する際に考慮する割当の質問をいくつか示します。

1つのリソースまたは複数のリソースを割り当てますか。
一致する候補を自動的に割り当てるか、一致する候補に対してカスタム・ロジックを実行しますか?
作業オブジェクトの一致する候補スコアを記録しますか?
割当の処理時に手動で割り当てられた候補を保持しますか?
アサイメントの処理時に、不適格な候補者を置換しますか?

たとえば、営業担当の製品スキルに基づいて、営業担当(リソース)を商談などのビジネス・オブジェクトに割り当てるとします。この場合、商談作業オブジェクトと営業担当候補オブジェクトを作成するときに、製品スキルに対応する商談と営業担当の属性を選択します。これらの属性を選択すると、マッピングおよびルールの条件で使用できるようになるため、ビジネス・オブジェクトと作業オブジェクトの照合に使用する基準を反映する属性を選択してください。

次に、収益作業オブジェクトに関連付けられたテリトリ候補の属性の簡単な要約を示します。売上明細は、製品の販売から予想される予測売上を表します。

属性	説明
割当モード	照合やテリトリなど、割当処理のモード。
候補者の割当	選択した候補者オブジェクトの割当を割当マネージャが実行できるようにする場合に有効にします。このチェック・ボックスの選択を解除すると、割当マネージャによって一致する候補が検索され、そのレコードがコール側アプリケーションに渡されて、選択した作業オブジェクトが更新されます。
カスタム・ロジックの実行	割当処理中にユーザー定義関数のコールを使用可能にします。これは、アサイメント・マネージャが作業オブジェクトのコールバック関数に一致するアサイメントの結果を渡すことを示します。たとえば、商談などの一部の作業オブジェクトでは、営業チームをテリトリ・メンバーで更新するカスタム・ロジックが使用されます。テリトリ・ベース割当(TBA)プロセスでは、テリトリが売上明細レコードにスタンプされ、テリトリ・チーム・メンバー(リソース)が商談営業チームに追加されます。
割当属性の除外	実行時のこの列の値は、作業オブジェクト・レコードを割当マネージャで無視するかどうかを示します。
割当日属性	作業オブジェクト・レコードが割当マネージャによって割り当てられた日時をスタンプするために使用します。
親属性	候補オブジェクトの親属性。
差別化属性	候補オブジェクトのその属性の値ごとに一致する候補を区別するために使用する属性を選択します。
カバレッジ属性	一致する候補者リストの候補者に通常カバレッジ、包含カバレッジまたは除外カバレッジがあるかどうかを示すために使用するテリトリ属性を選択します。
最大候補者数	候補の最大数は100です。
割当候補のマージ	割当処理中に複数のマッピング・セットが使用される場合に、一致する候補をマージするかどうかを示すために使用可能にします。
チーム・ビュー・オブジェクト・インスタンス	候補者チームの情報を取得する結合作業オブジェクトと候補オブジェクト・ビュー・インスタンスを選択します。
アサイメント属性1、アサイメント属性2、アサイメント属性3	Team表の作業オブジェクトの第1、第2および第3割当属性。
候補者の置換	割当リクエストの実行時に、チームの不適格候補者の置換を使用可能にします。
スコア属性	作業オブジェクトのスコアリング時に割当処理で使用される情報。候補スコアがスタンプされる作業オブジェクトのスコアをTeam表に格納します。
手動候補者の保持	割当リクエストの実行時に手動で割り当てられた候補を保持できるようにします。
システム属性	候補者が割当マネージャによって割り当てられている場合は、チーム表に格納する作業オブジェクトのシステム属性を選択します。
手動属性	候補者が手動で割り当てられている場合は、チーム表に格納する作業オブジェクトの手動属性を選択します。
除外ビュー・オブジェクト・インスタンス	除外された候補者のリストを含むビュー・オブジェクト・インスタンス。
主キー属性1、主キー属性2、主キー属性3	Team表の作業オブジェクトの第1、第2および第3主キー属性。