プロジェクト管理のアナリティクスおよびレポートの概要
Oracle Transactional Business intelligence (OTBI)では、データを分析してレポート・ニーズに関するインサイトを取得し、特定の要件を満たすための情報を収集し、情報に基づいたディシジョンを行います。
分析とレポートの使用
ビジネス・ニーズに合せて、様々なタイプの事前定義済の分析およびレポートを使用したり、それらを作成および編集することができます。 Oracle Fusion Cloud Project Managementは、様々なサブジェクト領域にまたがる事前定義済のアナリティクスとレポートを提供します。 これらの事前定義済アナリティクスおよびレポートは、コピーの作成後にビジネス・ニーズに基づいて使用したり、カスタマイズできます。
OTBIを使用して分析を作成し、Oracle Analytics Publisherを使用してレポートを作成できます。
事前定義済のアナリティクスおよびレポートを直接編集しないでください。 カスタマイズする必要がある場合は、コピーを作成して編集できます。
分析とレポートの目的を次の表に示します。
タイプ |
摘要 |
目的 |
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分析 |
意味のあるデータを提供する分析やダッシュボードなどのOTBIオブジェクト。 |
ビジネスのディシジョンを支援します。 |
分析 |
表やグラフなどでのデータの対話型表示。 リアルタイム分析とも呼ばれます。 |
単純なリアルタイム・データを要約または分析する。 戦術的な意思決定を支援する。 |
レポート |
事前定義済のフォーマットに従ったデータの出力(対話はないか最低限)。 事前定義済レポートまたは出力レポートとも呼ばれます。 |
大量のデータを印刷用に最適化された高品質出力で取得する場合。 文書で、社内業務、法定要件およびその他のビジネス・ニーズをサポートする場合。 |
アナリティクスとレポートのカスタマイズ
分析およびレポートは、自分および他のユーザーの所有するもの(適切なアクセス権を持つ場合)を作成、編集およびカスタマイズできます。
たとえば、次のことが可能です。
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分析に対する列の追加または削除。
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レポートのブランド・ロゴの変更。
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頻繁に表示する分析が含まれている分析ダッシュボードの作成。
設定および管理
分析およびレポートの作成および編集をサポートする追加タスクがあります。 たとえば、実装者または管理者は次のことができます。
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レポートの生成およびカスタマイズに使用するツールであるOracle Analytics Publisherを構成します。
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フレックスフィールドを定義して、分析で使用できるカスタム属性を指定します。
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アナリティクスとレポートをアーカイブして、ある環境から別の環境に移動します。