ビジネス・オブジェクトの保護
トランザクション・モデルまたはコントロールを使用するには、ビジネス・オブジェクトに対するアクセス権がユーザーに必要です。 ただしデフォルトでは、これがありません。 各ユーザーが使用できるオブジェクトを組織が割り当てる必要があります。
ビジネス・オブジェクトは、実際にはデータ・セットです。 提供されているビジネス・オブジェクトは、実際には、ビジネス・アプリケーションの、関連するデータ・フィールドのセットです。 インポートされたオブジェクトには、XMLファイルからインポートされたデータが含まれます。 ユーザー定義のオブジェクトは、特別に構成された拡張コントロールによって返されるデータで構成されています。 これらのオブジェクト・タイプごとに、オブジェクトをユーザーに割り当てる必要があります。
この機能は、トランザクション・モデルおよびコントロールにのみ適用されます。 アクセス・モデルとコントロール、および認証へのアクセスに適用されるビジネス・オブジェクトは、これらの項目を使用するすべてのユーザーに対して自動的に使用可能になります。
「拡張財務コントロール」のユーザーが使用できるビジネス・オブジェクトを選択するには:
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「リスク管理」 > 「リスク管理データ・セキュリティ」にナビゲートします。 「ビジネス・オブジェクト・セキュリティ」タブを選択します。
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「ビジネス・オブジェクト・セキュリティ」ページの「ビジネス・オブジェクトへのユーザー・アクセス」という見出しの下にユーザーのリストが表示されます。 このリストには、「トランザクション・モデルの表示」と「トランザクション・コントロールの表示」の2つの権限を含むロールが割り当てられているユーザーが表示されます。 検索フィールドを使用して、ビジネス・オブジェクトを選択するユーザーのリストをフィルタします。
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ユーザーごとに、「すべてのビジネス・オブジェクトへのアクセス権の付与」チェック・ボックスを選択できます。 または、ユーザーの名前をクリックして、ユーザーにオブジェクトを割り当てます。
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ユーザー名をクリックすると、次のようになります:
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ユーザーにまだオブジェクトが割り当てられていない場合があります。 その場合、オブジェクトを手動で追加するか、別のユーザーを選択してそのユーザーのアクセス権をコピーするかをページで選択できます。 後者を実行するには、「ユーザー」フィールドでユーザーを検索して選択し、「コピー」ボタンをクリックします。 または、ビジネス・オブジェクトを手動で選択する場合は、「追加」をクリックします。
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オブジェクトがすでにユーザーに割り当てられている場合は、別のユーザーのアクセス権をコピーするオプションが表示されるページがスキップされ、オブジェクトを追加するページが表示されて、ユーザーの現在のアクセス権が表示されます。
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オブジェクトを追加するページでは、製品を選択できるので、選択した各製品に適用するすべてのビジネス・オブジェクトを追加します。 このアプローチを使用すると、ビジネス・オブジェクトに対するユーザーのアクセス権が自動的に更新されて、各製品に適用するビジネス・オブジェクトに対する将来の変更が反映されます。
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ページの「製品別アクセス」パネルで「追加」をクリックしてオブジェクトを追加します。 新しい行が表示されます。
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ドロップダウン・リストを使用して、製品を検索して選択します。
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「保存」をクリックします。 これにより、その製品に適したすべてのビジネス・オブジェクトが選択されます。
選択する必要がある他のすべての製品に対して、このプロセスを繰り返します。 また、削除する必要がある製品の行の「x」アイコンをクリックできます。
別の方法として、ビジネス・オブジェクト自体を選択できます:
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ページの「アクセス方法」パネルで「追加」をクリックして、オブジェクトを追加します。「ビジネス・オブジェクト」。 新しい行が表示されます。
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ドロップダウン・リストを使用して、ビジネス・オブジェクトを検索して選択します。
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「保存」をクリックします。
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このプロセスを繰り返して、他のオブジェクトを追加します。
両方のパネルで選択できますが、両方のパネルで同じオブジェクトを選択することはできません。 つまり、製品を選択すると、その製品に属するビジネス・オブジェクトは、「ビジネス・オブジェクト」によるアクセス・パネルで選択できなくなります。 オブジェクトを選択すると、そのオブジェクトが属する製品が「製品別アクセス」パネルで選択できなくなります。 (参照用に、「ビジネス・オブジェクトによるアクセス」パネルには、ビジネス・オブジェクトの名前と、属する製品の名前の両方がカッコで囲まれて表示されます。)
製品に属するオブジェクトを選択してから、かわりにその製品を選択する場合は、まず「ビジネス・オブジェクト」によるアクセス・パネルからオブジェクトを削除します:
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検索フィールドを使用して、削除するオブジェクトを検索します。
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各オブジェクトの行にあるチェック・ボックスを選択します。
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「削除」ボタンをクリックします。