拡張アクセス・リクエストのセキュリティの変更

拡張アクセス要求は、ERPロールを要求および割り当てるためのセルフサービス・ワークフローを実装します。大部分のユーザーがリクエストを実行するには、カスタム・ジョブ・ロールを編集して割り当てる必要があります。

アクセス・リクエスト・セキュリティ管理者(ORA_GTG_ACCESS_REQUEST_SECURITY_ADMINISTRATOR_JOB)という事前定義済ジョブ・ロールを割り当てられたユーザーには、ロールをリクエストしたり、ロール・リクエストを確認または承認するための完全な権限があります。ただし、承認者をリクエストするユーザーはごくわずかです。

一方、事実上、すべてのユーザーがロールをリクエストしたり、ロール・リクエストをレビューするように選択できます。アクセス・プロビジョニング・リクエストおよびレビューと呼ばれる職務ロール(ORA_GTG_ ACCESS_PROVISIONING_REQUESTS_AND_REVIEW_DUTY)を使用すると、このようなユーザーはリクエストを作成およびレビューできます。デフォルトでは、このロールはどの割当て可能なロールにも含まれません。どのロールに追加するかはユーザーが決定します。推奨されるのは、従業員(ORA_PER_EMPLOYEE_ABSTRACT)など、広く割り当てられることを意図したロールに基づくカスタム・ジョブ・ロールに追加することです。

また、「アクセス・リクエストの表示」(GTG_VIEW_ACCESS_REQUESTS_PRIV)という権限は、「アクセス・リクエスト承認」作業領域に対する表示専用権限を提供します。監査者に割り当てられたカスタム・ジョブ・ロールに追加します。