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ADFのその他の組込みGroovy関数の理解

この項では、スクリプトで使用できる追加のヘルパー関数について説明します。 簡単な例もある。

コード・エディタ・パレットの「関数」タブを使用して、組込み関数をスクリプトに挿入します。

組込みの日付関数

関数	説明
today()	戻り値: 現在の日付(時間なし) 戻りタイプ: Date
now()	現在の日時 戻りタイプ: Timestamp
date( year , month , day )	戻り値: 年、月および日を指定した日付 戻りタイプ: Date パラメータ: year - 正の整数 month - 1から12までの正の整数 day - 1から31までの正の整数 例: 1998年2月8日の日付を返すには、date(1998,2,8)を使用
dateTime( y , m , d , hr , min , sec )	戻り値: 年、月、日、時間、分および秒を指定したタイムスタンプ 戻りタイプ: Timestamp パラメータ: year - 正の整数 month - 1から12までの正の整数 day - 1から31までの正の整数 hour - 0から23までの正の整数 minute - 0から59までの正の整数 second - 0から59までの正の整数 例: 1998年2月8日の23:42:01のタイムスタンプを返すには、dateTime(1998,2,8,23,42,1)を使用
year( date )	戻り値: 指定日の年 戻りタイプ: Integer パラメータ: date - 日付 例: curDateが1996年4月19日を表す場合、year(curDate)は1996を返します。
month( date )	戻り値: 指定日の月 戻りタイプ: Integer パラメータ: date - 日付 例: curDateが1962年4月12日を表す場合、month(curDate)は4を返します。
day( date )	戻り値: 指定日の日付 戻りタイプ: Integer パラメータ: date - 日付 例: curDateが1968年7月15日を表す場合、day(curDate)は15を返します。

組込み文字列関数

関数	説明
contains( s1 , s2 )	戻り値: true。文字列s1に文字列s2が含まれている場合は、それ以外の場合はfalse 戻りタイプ: boolean パラメータ: s1 - 検索する文字列 s2 - 検索する文字列 例: twitterNameが値@steveを保持している場合、contains(twitterName,'@')はtrueを返します。
endsWith( s1 , s2 )	戻り値: 文字列s1が文字列s2で終わる場合はtrue、そうでない場合はfalse 戻りタイプ: boolean パラメータ: s1 - 検索する文字列 s2 - 検索する文字列 たとえば、twitterNameの値が@steveの場合、endsWith(twitterName,'@')はfalseを返します。
find( s1 , s2 )	戻り値: 文字列s2が見つかった文字列s1の最初の文字の整数の位置、または文字列が見つからない場合はゼロ(0) 戻りタイプ: Integer パラメータ: s1 - 検索する文字列 s2 - 検索する文字列 例: twitterNameが値@steveを保持している場合、find(twitterName,'@')は1を返し、find(twitterName,'ev')は4を返します。
left( s , len )	戻り値: 文字列sの最初のlen文字 戻りタイプ: String パラメータ: s - 文字列 len - 返される整数の文字数 例: postcodeが値94549-5114を保持している場合、left(postcode,5)は94549を返します。
length( s )	戻り値: 文字列sの長さ 戻りタイプ: Integer パラメータ: s - 文字列 例: nameが値Julian Croissantを保持している場合、len(name)は16を返します。
lowerCase( s )	戻り値: 任意の大文字を小文字に変換した文字列s 戻りタイプ: String パラメータ: s - 文字列 例: skuが値12345-10-WHT-XSを保持している場合、lowerCase(sku)は12345-10-wht-xsを返します。
right( s , len )	戻り値: 文字列sの最後のlen文字 戻りタイプ: String パラメータ: s - 文字列 len - 返される整数の文字数 例: skuが値12345-10-WHT-XSを保持している場合、right(sku,2)はXSを返します。
startsWith( s1 , s2 )	戻り値: 文字列s1がs2で始まる場合はtrue、それ以外の場合はfalse 戻りタイプ: boolean パラメータ: s1 - 検索する文字列 s2 - 検索する文字列 例: twitterNameが値@steveを保持している場合、startsWith(twitterName,'@')はtrueを返します。
substringBefore( s1 , s2 )	戻り値: s2の「最初の」出現の前にあるs1のサブ文字列。それ以外の場合は空の文字列 戻りタイプ: String パラメータ: s1 - 検索する文字列 s2 - 検索する文字列 例: skuが値12345-10-WHT-XSを保持している場合、substringBefore(sku,'-')は値12345を返し、substringBefore(sku,'12345')は空の文字列を返し、substringBefore(sku,'16-BLK')は空の文字列も返します。
substringAfter( s1 , s2 )	戻り値: s2の「最初の」出現に続くs1のサブ文字列。それ以外の場合は空の文字列 戻りタイプ: String パラメータ: s1 - 検索する文字列 s2 - 検索する文字列 例: skuが値12345-10-WHT-XSを保持している場合、substringAfter(sku,'-')は値10-WHT-XSを返し、substringAfter(sku,'WHT-')は値XSを返し、substringAfter(sku,'XS')は空の文字列を返し、substringAfter(sku,'BLK')は空の文字列も返します。
upperCase( s )	戻り値: 大文字に変換された小文字を含む文字列s 戻りタイプ: String パラメータ: s - 文字列 例: skuが値12345-10-Wht-xsを保持している場合、upperCase(sku)は12345-10-WHT-XSを返します。

その他の組込み関数

関数	説明
newView( objectAPIName )	戻り値: プログラムで使用するために予約されたViewObject、または使用できない場合はnull。 戻りタイプ: ViewObject パラメータ: objectAPIName - 行を検索、作成、更新または削除するオブジェクトAPI名 例: newView('TroubleTicket')は、TroubleTicket行の検索、作成、更新または削除に使用できる新しいビュー・オブジェクト・インスタンスを返します。
key( list )	戻り値: ViewObjectのfindByKey()メソッドで使用する複数値キー・オブジェクト。 戻りタイプ: Key パラメータ: list - 複数フィールド・キーの値リスト 例: 標準オブジェクトに2フィールド・キーがある場合は、key([101,'SAMBA'])を使用
key( val )	戻り値: ViewObjectのfindByKey()メソッドで使用するキー・オブジェクト。 戻りタイプ: Key パラメータ: val - キー・フィールドとして使用する値 例: 標準オブジェクトに単一フィールド・キーがある場合は、すべてのカスタム・オブジェクトと同様にkey(123456789)を使用
nvl( o1 , o2 )	戻り値: nullでない場合はオブジェクトo1、それ以外の場合はオブジェクトo2。 戻りタイプ: Object パラメータ: o1 - nullでない場合に使用する値 o2 - o1がnullの場合に使用する値 例: nullである可能性があるSalaryおよびCommissionフィールドの合計を計算するには、nvl(Salary,0) + nvl(Commission,0)を使用
encodeToBase64( s )	戻り値: sのbase64エンコーディング。 戻りタイプ: String パラメータ: s - エンコードする文字列
decodeBase64( s )	戻り値: sのbase64デコード。 戻りタイプ: String パラメータ: s - デコードする文字列
decodeBase64ToByteArray( s )	戻り値: sのバイト配列デコード。 戻りタイプ: byte[] パラメータ: s - デコードする文字列
encodeByteArrayToBase64( b )	戻り値: bのbase64エンコーディング。 戻りタイプ: String パラメータ: b - byte[]からエンコード