アプリケーション構成および拡張の概要
このアプリケーションではデフォルトで堅牢な機能を提供しており、組織におけるビジネス要件のほとんどをサポートするように調整されています。 しかし、特定のビジネス・ニーズや個人のニーズにベスト・フィットするようにアプリケーションを変更することは引き続き可能です。
変更のタイプ
実行できる変更のタイプは、管理者とユーザーのどちらであるか、変更するページ、および変更を行うユーザーによって異なります。
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構成: これらの変更は管理者により行われ、多くのユーザーに影響します。 たとえば、ナビゲータで一部のメニュー項目を非表示にしたり、すべてのユーザー向けの新しいページを作成できます。
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拡張機能: これらは、Visual Builder Studioを使用して実行時にOracle Fusion Cloud Applicationsに適用される変更です。 拡張機能は、1人以上のアプリケーション開発者および管理者によって行われ、このような変更は、拡張機能に定義された条件に基づいて特定のユーザーに影響します。 これらの条件は実行時に評価され、変更を表示できるユーザーが決定されます。 たとえば、新しいフィールドを表に追加したり、フォーム内のフィールドを並べ替えたりすることができます。ただし、ユーザーが特定のロールを持っている場合のみです。 ほとんどの場合、各製品ファミリ(Oracle Fusion Cloud HCM、Oracle Fusion Cloud SCMなど)の作業は、多数のユーザーが貢献する独自の拡張に分割されます。
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パーソナライズ: これらは個々のユーザーにより行われる変更で、変更を行ったユーザーにのみ影響します。 管理者が特定のユーザーのパーソナライズを行うことはできません。 また、パーソナライズは、インフォレットの非表示や表の列のサイズ変更といった特定のタイプの変更に限定されます。
新しいリリース更新に進むと、構成、拡張、およびパーソナライズは保持されます。

変更できる内容
データ・モデルに変更を加えると、その変更はアプリケーションの他の側面にも反映されます。 たとえば、あるオブジェクトに属性を追加すると、その属性を次の関連アーティファクトで使用できます。
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Webベースの表示ページ
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関連するモバイル・ページ
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関連するレポート
通常、データ・モデルはアプリケーション・コンポーザを使用して変更します。 その後、Visual Builder Studio、ページ・コンポーザまたはアプリケーション・コンポーザを使用して、それらの変更をUIに反映できます。 ページの「設定およびアクション」メニューに「Visual Builder Studioのページの編集」オプションが表示されている場合は、Visual Builder Studioを使用してそのページを編集する必要があります。
ビジネス・インテリジェンスの構成の詳細は、製品に関連する分析とレポートの作成および編集のガイドを参照してください。