データ・ソース・スコープ指定フィルタの作成

データソース・フィルタでは、組織が設定したデータ・ソースの中から選択されます。トップダウン・スコープ設定では、選択したすべてのデータ・ソースのすべてのロールから始まり、選択していないデータ・ソースのすべてのロールがフィルタで除外されます。

ボトムアップ・スコープ設定の場合、データ・ソース・フィルタでは同じことが実行されます。ただし、このケースでは必要ありません。ボトムアップ・スコープ指定には、指定したデータ・ソースのロールを選択するアクセス・ポイント・フィルタおよび資格/権利フィルタが必要です。他のデータ・ソースが除外されるのは、単にそれらのロールを選択していないためです。データ・ソース・フィルタをハウスキーピング・ステップとして追加すれば、使用しないデータ・ソースの値をリスト・フィールドから除去できます。そうしないと、それらも表示されてしまいます。ただし、注意が必要です: アクセス・ポイント・フィルタまたは資格/権利フィルタでロールを選択していないデータ・ソースをデータソース・フィルタで選択した場合は、スコープ指定フィルタを発行できません。

データソース・フィルタでは「次のいずれかと一致」(または「次のいずれにも一致しない」)のロジックを使用するため、通常は単一のフィルタを作成し、データ・ソースをそれに追加して選択内容を定義します。

  1. 「スコープ指定フィルタ」リージョンの「追加」ボタンをクリックします。行が表示されます。

  2. その行の「オブジェクト」フィールドで、「データ・ソース」を選択します。

  3. 「属性」フィールドで、「データ・ソース名」を選択します。

  4. 「条件」フィールドで、「次のいずれかと一致」または「次のいずれにも一致しない」を選択して、選択した値のいずれかに一致する名前を持つデータ・ソースを選択するか、またはいずれとも一致しないデータ・ソースを選択します。

  5. 「値」フィールドで、データソース名を選択します。次に、フィルタに追加するデータ・ソースごとに、「別の値の追加」リンクをクリックし、表示されるリストから選択します。