オリジナル・ワークシートでの認証の決定
認証者の場合は、ワークシートを使用して、レビューを任されたロール割当に関する認証の決定事項を記録します。各ユーザーとロールの組合せの開始時には、処理がまだ実行されていないことを意味する「保留」ステータスになります。目的は、ワークシート内のすべてのユーザーとロールの組合せについて、そのステータスを「承認」または「削除」に更新することです。
認証が、直属のマネージャが参加できるタイプである場合、認証者ワークシートにはユーザーとロールの組合せのレコードが含まれ、これらは任意の数の直属のマネージャの「自分のチーム」ワークシートにも表示されます。
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通常、認証者は直属のマネージャが対処するのを待機します。そうしていると、その決定によって、認証者ワークシートが自動的に更新されます。この場合、認証者は直属のマネージャの決定を自由に変更できます。
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たとえば、直属のマネージャがまだ認証期限が近づいても対応していない場合などに、認証者がそのようなレコードに対して最初に対処できます。その場合、対応するレコードは直属のマネージャの「自分のチーム」ワークシートに表示されなくなります。
ワークシート内のステータスを更新できるのは、そのワークシートを担当する認証者のみです。
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ワークシートで、ユーザーとロールの組合せを表す行を選択します。かわりに、[Ctrl]キーまたは[Shift]キーを使用し、連続しない行または連続した行を選択して、任意の数の行を選択することもできます。または、「すべて選択」チェック・ボックスをクリックして、すべてのユーザーとロールの組合せを更新します。
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「処理」メニューから、次の3つの処理のいずれかを選択します:
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承認: ロール割当が適切に認証され、ユーザーはロールを保持します。
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削除: ロール割当ては拒否され、セキュリティ管理者はロールへのユーザーのアクセス権を取り消す必要があります。
- 調査: ユーザーとロールの組合せを認証する必要があるかどうかを判断する作業を継続します。
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フィールドは、レコードを最後に更新したユーザーおよび処理が発生した日付を識別します。これらのフィールドには、認証者が「承認」または「削除」処理を選択した場合にのみ値が表示されます。認証者が「調査」処理を選択した場合、または「承認」または「削除」を「調査」に変更した場合、値は表示されません。
「すべて選択」チェック・ボックスおよび「承認」、「削除」および「調査」処理を使用できるのは、ワークシートを担当する認証者のみです。