認証者ワークシートの使用

自分が認証者である場合は、ワークシートを使用して、レビューを任されたロール割当に関する認証の決定事項を記録します。自分が所有者またはロール・マネージャである場合は、ワークシートを開いて、認証者の認証完了の進行状況を表示できます。レベルに関係なく、ワークシートを使用して、文書をユーザーとロールの組合せのレコードに添付したり、それらのレコードに関するコメントを記述したり、監査履歴を表示することもできます。

オリジナルと拡張の2つの認証者ワークシートがありますが、そのうちの1つのみを使用します。拡張ワークシートはオプションですが、組織でアクティブ化されている場合はオリジナル・ワークシートが置換されます。拡張ワークシートをアクティブ化しないことを組織が選択した場合は、オリジナル認証者ワークシートを引き続き使用します。

ノート: 拡張ワークシートをユーザーが使用できるようにし、AIで生成したロール・ブリーフィングを表示できるようにするには、プロファイル・オプションを設定します。アクセス認証に対する拡張ワークシートのアクティブ化を参照してください。さらに、「アクセス認証マネージャ」事前定義済ジョブ・ロールとそれに基づくカスタム・ジョブ・ロールを更新して、リリース24Cで導入されたセキュリティ機能を組み込む必要があります。これらの更新をまだ行っていない場合は、後続のリリースで実行できます。必要なセキュリティ更新を参照してください。

ワークシートの各バージョンには、ユーザーとロールの組合せのレコードを表示するグリッドが含まれています。使用するバージョンに関係なく、次のようになります:

  • 標準認証では、認証が開始されると、すべてのレコードが利用可能になります。認証の存続期間中にレコードは追加されません。

  • 連続認証では、最初、グリッドにレコードは表示されません。時間とともに、認証がアクティブになった後にユーザーに新たに割り当てられたロールのレコードが追加されます。

  • 非アクティブなユーザーではなく、アクティブなユーザーへのロールの割当てに関するレコードがグリッドが入力されます。ただし、一度認証に含まれたら、その後ユーザーのステータスがアクティブから非アクティブに変更されても、ユーザーとロールの組合せのレコードは維持されます。

使用するワークシートのバージョンに関係なく、ワークシートを開く方法は次のとおりです:

  • 認証者の場合は、アクセス認証のホーム・ページで、アクティブな認証の行を探します。「リンク」セルで、「認証者ワークシート」をクリックします。

  • 自分が所有者またはロール・マネージャである場合は、アクセス認証のホーム・ページから概要ページを開きます。次に、自分の監督下で作業している認証者のワークシートにドリルダウンします。