アクセス・ポイントまたは資格/権利フィルタの作成

フィルタは、アクセス・ポイントを指定し、そのアクセス・ポイントを含む階層を持つロールが割り当てられたユーザーを返すことができます。または、フィルタは、資格/権利を指定し、その資格/権利内のアクセス・ポイントを含む階層を持つロールを割り当てられたユーザーを返すこともできます。

いずれかのタイプのフィルタを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 「モデル・ロジック」パネルで、「フィルタの追加」をクリックします。ダイアログ・ボックスが表示されます。「名前」フィールドに、フィルタの名前を入力します。

  2. 「オブジェクト」フィールドで、任意のデータ・ソースのアクセス・ポイント・オブジェクトを選択してアクセス・ポイント・フィルタを作成するか、任意のデータ・ソースのアクセス資格/権利オブジェクトを選択して資格/権利フィルタを作成します。

  3. 次の3つのフィールドで、デフォルト値を受け入れます。

    • 「属性」フィールドで、アクセス・ポイント・フィルタの場合は「アクセス・ポイント名」を、資格/権利フィルタの場合は「アクセス資格/権利名」を受け入れます。

    • 「条件」フィールドでは、どちらのフィルタ・タイプの場合も「次と等しい」を受け入れます。

    • 「タイプ」フィールドでは、どちらのフィルタ・タイプの場合も「値」を選択します。

  4. 「値」フィールドで、「検索」をクリックします。検索ダイアログが開きます。ここで、アクセス・ポイントまたは資格/権利を検索して選択します。次の検索基準があります。

    • 「名前」と「摘要」は、アクセス・ポイントまたは資格/権利を識別する表示値です。

    • 「アクセス・ポイントID」は、アクセス・ポイント・フィルタにのみ適用されます。これはロールまたは権限の内部名か、ユーザー定義アクセス・ポイントへのパスです。

    • 「タイプ」は、アクセス・ポイント・フィルタにのみ適用されます。フィルタを作成するデータ・ソースに適したアクセス・ポイント・タイプを選択します。

    • 検索値を入力するとき、ワイルドカードとしてパーセント記号(%)を使用できます。

アクセス・ポイント・タイプはデータ・ソースによって異なります。

  • Oracle Cloudデータ・ソースの場合、アクセス・ポイントは任意のロール、権限またはユーザー定義のアクセス・ポイント(特定のロールまたは権限へのパス。ユーザー定義アクセス・ポイントを参照)です。

  • EPM-ARCSデータ・ソースの場合、アクセス・ポイントに、サービス管理者、パワー・ユーザー、ユーザーおよびビューアの事前定義済ロール、および勘定照合に適用されるアプリケーション・ロールが含まれます。

  • EPM-FCCSデータ・ソースの場合、アクセス・ポイントに、サービス管理者、パワー・ユーザー、ユーザーおよびビューアの事前定義済ロール、およびFinancial Consolidation and Closeに適用されるアプリケーション・ロールが含まれます。

  • OCIデータ・ソースの場合、アクセス・ポイントにOCIロールが含まれます。

  • インポートされたデータ・ソースの場合、アクセス・ポイントに、データのインポート元のアプリケーションのロールが含まれます。