パフォーマンス文書と育成目標の連携方法

従業員のパフォーマンス文書に育成目標を含めることができます。これにより、彼らのキャリア・プランをレビューし、割り当てられた目標を達成したかどうかを評価できます。

従業員のパフォーマンス文書に表示される育成目標の詳細は、従業員の「キャリア開発」ページに表示される育成目標の詳細と常に同期されます。

育成目標セクション

パフォーマンス・テンプレート・セクションの育成目標セクション・タイプを使用して、育成目標のセクションを作成します。育成目標セクションで、次を構成できます。

従業員を評価する評点モデルを選択する。
育成目標セクションの評点を計算する計算ルールを指定する。
マネージャ、従業員および参加者がコメントを入力できるように、セクションのコメントおよびプロファイル項目のコメントを使用可能にする。
セクションの加重調整を使用可能にし、セクションの加重およびセクションの最小加重を割り当てる。
各プロファイル項目に表示するフィールドを指定する。
特定のプロファイル・コンテンツ・アイテムを追加する。
必要に応じて、評価期間の任意の部分をカバーする従業員の育成目標が指定されたパフォーマンス文書を移入する。また必要に応じて、評価期間後の育成目標を含めることもできます。

パフォーマンス・テンプレートに育成目標セクションを含めることができます。このセクションは、テンプレートから作成されたパフォーマンス文書に表示されます。

パフォーマンス文書の育成目標セクションに、次の方法で育成目標を追加できます。

「追加」をクリックして、新しい開発目標を追加するか、目標ライブラリから開発目標を追加します。
「他からコピー」処理を選択して、自分がアクセス権を持つ従業員の別のパフォーマンス文書から育成目標をコピーします。評点および評価コメントはコピーされないことに注意してください。

マネージャまたは従業員は、Oracle Fusion Cloud Career Developmentのパフォーマンス文書にすでに存在する育成目標を編集できます。目標が含まれているパフォーマンス文書の変更内容の更新方法は、次のとおりです。

マネージャまたは従業員がパフォーマンス文書を開くと、育成目標に対するすべての編集内容がパフォーマンス文書に表示されます。
マネージャまたは従業員がパフォーマンス文書で「目標の更新」処理を使用すると、Oracle Career Developmentからの新しい育成目標がパフォーマンス文書に含められます。

パフォーマンス文書の育成目標を編集すると、パフォーマンス文書を保存または送信したときに、Oracle Career Developmentで変更が更新されます。ただし、Oracle Career Developmentでは次の変更は表示できないことに注意してください。

Oracle Career Developmentの育成目標には、加重が割り当てられていません。そのため、育成目標に追加された加重は、Oracle Career Developmentのパフォーマンス文書には表示できません。

パフォーマンス文書が完了すると、パフォーマンス文書内の目標を更新できなくなります。Oracle Career Developmentで育成目標が更新されても、その変更はパフォーマンス文書にコピーされません。

完了したパフォーマンス文書を再オープンすると、文書に含まれている育成目標をユーザーが編集できます。この目標変更はOracle Career Developmentに表示されます。

パフォーマンス文書の育成目標セクションから育成目標を手動で削除できるのは、マネージャと従業員のみです。Oracle Career Developmentのパフォーマンス文書に含まれている目標は削除できないことに注意してください。まず、パフォーマンス文書から育成目標を削除する必要があります。