35.2 DATE_POPUPファンクション

日付フィールドを含むフォームでこのファンクションを使用します。DATE_POPUPファンクションは、ポップアップ・カレンダのボタンが付いた日時フィールドを動的に生成します。

構文

APEX_ITEM.DATE_POPUP (
    p_idx                       IN    NUMBER,
    p_row                       IN    NUMBER,
    p_value                     IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_date_format               IN    DATE DEFAULT 'DD-MON-YYYY',
    p_size                      IN    NUMBER DEFAULT 20,
    p_maxlength                 IN    NUMBER DEFAULT 2000,
    p_attributes                IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_item_id                   IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_item_label                IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL )
    RETURN VARCHAR2;

パラメータ

パラメータ 説明
p_idx

どのAPEX_APPLICATIONグローバル変数を使用するかを決定する番号。値の有効範囲は、1から50です。たとえば、1を指定するとF01、2を指定するとF02が作成されます。

p_row このパラメータは非推奨です。この値を指定しても無視されます。
p_value フィールド・アイテムの値
p_date_format 有効なデータベースの日付書式
p_size HTMLタグ属性を制御(無効にするなど).します。
p_maxlength 入力可能な最大文字数を決定します。<input> HTMLタグの最大長の属性になります
p_attributes 追加するHTMLパラメータ
p_item_id <input>タグのHTML属性のID
p_item_label アイテムに対して作成された非表示のラベル

次の例に、APEX_ITEM.DATE_POPUPを使用して、hiredate列のポップアップ・カレンダのボタンを作成する方法を示します。

SELECT 
    empno, 
    APEX_ITEM.HIDDEN(1,empno)||
    APEX_ITEM.TEXT(2,ename) ename, 
    APEX_ITEM.TEXT(3,job) job, 
    mgr, 
    APEX_ITEM.DATE_POPUP(4,rownum,hiredate,'dd-mon-yyyy') hd,
    APEX_ITEM.TEXT(5,sal) sal, 
    APEX_ITEM.TEXT(6,comm) comm,
    deptno
FROM emp
ORDER BY 1

参照:

TO_CHARまたはTO_DATEファンクションの詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。