1 Oracle APEX APIリファレンスのリリース24.2での変更点

『Oracle APEX APIリファレンス』内のすべての内容は、リリース24.2の機能にあわせて更新されました。

新機能と更新

このリリースでは、次のトピックが追加または更新されています。

  • APEX_AI (更新)
    • CHATファンクションのシグネチャ1 (更新) - パラメータp_promptは、より大きなテキストを受け入れるようにCLOBになりました。
    • CHATファンクションのシグネチャ2 (新規) - プロンプトとより早いレスポンスが提供される生成AIサービスでチャットします。
    • GENERATEファンクションのシグネチャ1 (更新) - 新しいパラメータp_system_prompt。パラメータp_promptは、より大きなテキストを受け入れるようにCLOBになりました。
    • GENERATEファンクションのシグネチャ2 (新規) - 指定されたプロンプトに対するレスポンスを生成します。
    • GET_VECTOR_EMBEDDINGSファンクションのシグネチャ1、2および3 (新規) - ベクトル検索での指定された用語についてベクトル・プロバイダから埋込みを受け取ります。
  • APEX_APPLICATION_ADMIN (更新)
    • SET_REMOTE_SERVERプロシージャ(新規) - リモート・サーバーのベースURL、HTTPSホストおよびその他の属性を設定します。
  • APEX_CREDENTIAL (更新)
    • SET_SCOPEプロシージャ(新規) - Web資格証明の"scope"属性を変更します。
  • APEX_EXEC (更新)
    • グローバル定数(更新) - 新しいDML場所定数REGION_SOURCEDUALITY_VIEWおよびJSON_COLLECTION。ベクトル検索用の新しい列定数とフィルタ定数: c_filter_vector_typec_data_type_arrayおよびc_data_type_vector、ならびにベクトル検索サブタイプの新しいカテゴリ。
    • ADD_FILTERプロシージャ(更新) - ベクトル検索用の新しいシグネチャおよびパラメータ。
    • DESCRIBE_QUERYファンクションのシグネチャ2 (更新) - 新しいパラメータp_duality_view_static_idおよびp_json_source_static_id
    • OPEN_DUALITY_VIEW_DML_CONTEXTファンクション(新規) - 二面性ビュー・ソースに基づいてDMLコンテキストを開きます。
    • OPEN_JSON_SOURCE_DML_CONTEXTファンクション(新規) - JSONソースに基づいてDMLコンテキストを開きます。
    • OPEN_QUERY_CONTEXTファンクションのシグネチャ1 (更新) - 新しいパラメータp_duality_view_static_idおよびp_json_source_static_id
    • OPEN_QUERY_CONTEXTファンクションのシグネチャ2 (更新) - 新しいパラメータp_control_break
    • OPEN_REST_SOURCE_QUERYファンクション(更新) - 新しいパラメータp_control_break
    • PURGE_JSON_SOURCE_CACHEプロシージャ(新規) - REST対応SQLに基づいて二面性ビュー・ソースまたはJSONソースのローカル・キャッシュをパージします。
    • PURGE_DUALITY_VIEW_CACHEプロシージャ(新規) - REST対応SQLに基づいて二面性ビュー・ソースまたはJSONソースのローカル・キャッシュをパージします。
  • APEX_EXPORT (更新)
    • GET_APPLICATIONファンクション(更新) - 新しいパラメータp_with_runtime_instances
  • APEX_HUMAN_TASK (更新)
    • GET_LOV_TYPEファンクション(新規) - タスク属性タイプの値データのリストを取得します。
    • SET_INITIATOR_CAN_COMPLETEプロシージャ(新規) - タスクのinitiator_can_Complete属性を更新します。
  • APEX_INSTANCE_ADMIN (更新)
    • 使用可能なパラメータ(更新) - パラメータALLOW_HOSTING_EXTENSIONSを、拡張機能をホストし他のワークスペースにリンクを公開するように構成できるようになりました。
  • APEX_IR (更新)
    • 定数およびデータ型(新規) - APEX_IRパッケージで使用される定数およびデータ型のリスト。
  • APEX_LANG (更新)
    • CREATE_MESSAGEプロシージャ(更新) - 新しいパラメータp_commentおよびp_metadata
    • GET_MESSAGEファンクション(新規) - PL/SQLストアド・プロシージャ、ファンクション、トリガー、パッケージ・プロシージャおよびファンクションから生成されたテキスト文字列(メッセージ)を翻訳します。
    • UPDATE_MESSAGEプロシージャのシグネチャ2 (新規) - 指定されたアプリケーションの、翻訳可能テキスト・メッセージとその属性を更新します。
  • APEX_PAGE (更新)
    • GET_URLファンクション(更新) - 新しいパラメータp_absolute_url
  • APEX_PLUGIN (更新)
    • APEXでのフレキシブル・リモート・サーバーの構成について(新規) - フレキシブル・リモート・サーバーでは、そのサーバーのURLエンドポイントの変更に構成プロシージャが使用されます。
    • グローバル定数(更新) - 新しいサブタイプt_escape_mode
    • データ型(更新) - 新しい型t_remote_server_infoおよびt_remote_server_config
    • t_plugin_attributes (更新) - 新しいget_varchar2パラメータであるp_default_valuep_do_substitutionsp_do_serveronly_substitutionsおよびp_substitutions_escape_mode。新しいファンクションget_numberおよびget_boolean
    • t_item (更新) - 新しいメンバーattributes
  • APEX_REGION (更新)
    • GET_IDファンクションのシグネチャ1 (新規) - dom静的IDに基づいてリージョンIDを取得します。
    • GET_IDファンクションのシグネチャ2 (新規) - リージョン名に基づいてリージョンIDを取得します。
  • APEX_SHARED_COMPONENT (新規) - 共有コンポーネントを操作するAPI。完全なAPEXインストールでのみ使用できます。
    • グローバル定数(新規)
    • REFRESHプロシージャ(新規)
    • PUBLISHプロシージャ(新規)
  • APEX_STRING (更新)
    • PLIST_EXISTSファンクション(新規) - プロパティ・リストにキーが存在するかどうかを戻します。
    • PLIST_GET_KEYファンクション(新規) - 指定された値にマップされている最初のプロパティ・リスト・キーを取得します。
  • APEX_UTIL (更新)
    • DELETE_FEEDBACKプロシージャ(新規) - 指定されたIDのフィードバックを削除します。
    • DELETE_FEEDBACK_ATTACHMENTプロシージャ(新規) - 指定されたIDのフィードバックの添付を削除します。
    • GET_APEX_OWNERファンクション(新規) - APEXエンジンを含むスキーマの名前を戻します。
    • REPLY_TO_FEEDBACKプロシージャ(新規) - フィードバックへの返信を送信します。
  • APEX_WORKFLOW (更新)
    • GET_VARIABLE_CLOB_VALUEファンクション(新規) - ワークフロー変数のCLOB値を取得します。
    • RESUMEプロシージャ(更新) - 新しいパラメータp_activity_static_id

非推奨となったかサポートが終了した機能

このリリース以降では、次のAPIが非推奨となっています。

  • APEX_LANG
    • MESSAGEファンクション(非推奨) - かわりにGET_MESSAGEを使用してください。
  • APEX_PLUGIN_UTIL
    • EXECUTE_PLSQL_CODEプロシージャ(非推奨) - かわりにAPEX_EXEC.EXECUTE_PLSQLシグネチャ1または2を使用してください。
  • APEX_UTIL
    • CUSTOM_CALENDARプロシージャ(非推奨)
    • INCREMENT_CALENDARプロシージャ(非推奨)

Oracle APEXリリース・ノート非推奨となった機能およびサポートが終了した機能を参照してください。