23.1 パフォーマンス向上のベスト・プラクティスについて
バインド変数を使用してパフォーマンスを向上させ、「ワークスペース管理」のダッシュボードを使用するか、APEXディクショナリ・ビューを問い合せて、パフォーマンスをモニターします。
多くの同時ユーザーが存在するアプリケーションでは、最適なパフォーマンスを保持することが重要です。考慮するベスト・プラクティスには、次のものが含まれます。
-
アプリケーションではできるかぎりバインド変数を使用します。SQL問合せ、およびプロセスや検証から実行されるPL/SQLなどのアプリケーション・ロジックでバインド変数構文を使用すると、セッション・ステート値を参照できます。バインド変数を使用してセッション・ステートにアクセスすると、最も効率的にセッション・ステートを参照できます。
-
「ワークスペース管理」の「アクティビティのモニター」のレポートを使用して、ページ・レンダリング時間などのアプリケーション・パフォーマンスをモニターします。
APEX_WORKSPACE_ACTIVITY_LOG
ディクショナリ・ビューを問い合せることもできます。アプリケーション・パフォーマンス・データは、アプリケーション・アクティビティ・ロギングが有効な場合に使用できます。
関連項目:
- バインド変数構文を使用したセッション・ステートの参照
- 置換文字列の使用
- 属性ディクショナリの使用
- Oracle APEX管理ガイドのワークスペース内のアクティビティの監視およびワークスペース・ダッシュボードの表示
親トピック: アプリケーション・パフォーマンスの管理