18.4.8.1 Oracle Cloud Applications BOSS REST Serviceについて

RESTデータ・ソースでのOracle Cloud Applications BOSS REST Serviceのサポートについて学習します。

RESTデータ・ソースのタイプの決定

使用するFusion ApplicationsサービスのURLにより、作成するRESTサービスのタイプが特定されます。

たとえば、使用するFusion Applications REST APIに/api/boss/が含まれている場合は、Oracle Cloud Applications (BOSS) REST ServiceタイプのRESTデータ・ソースを作成します。

一方、URLにRestApi/resources/が含まれている場合は、Oracle Cloud Applications (SaaS) REST ServiceタイプのRESTデータ・ソースを作成します。/hcmRestApi/resources/、/fscmRestApi/resources/または/crmRestApi/resources/の例を考えてみます。

BOSS RESTサービスについて

Business Object Spectra Service (BOSS) RESTエンドポイントに対してデータの問合せ、挿入、更新および削除を実行するOracle APEXアプリケーションを構築するには、Oracle Cloud Applications (BOSS) REST Serviceタイプの新しいRESTデータ・ソースを作成します。Oracle APEXでは、次のような主要なBOSS機能がサポートされています:

• ビジネス・オブジェクト・エンドポイント(構成によって関連付けられているトップレベル・コレクションおよびネストした子コレクションの両方)
• カスタム・ビジネス・オブジェクト・ビュー・エンドポイント
• 最適化された全文検索のための検索ビュー・エンドポイント
• バインド・パラメータ(オプション)がある抽出ビュー・エンドポイント

さらに、このRESTデータ・ソース・タイプでは、次のものを使用するBOSSエンドポイントがサポートされています:

• 制限タイプ
• 列挙タイプ
• コンポジット・タイプ
• 多相結果

このRESTデータ・ソース・タイプの目的は、BOSSエンドポイントに対するAPEXの使用をローカル表の使用と同じくらい簡単にしながら、フィルタリング、ソート、属性選択およびページ区切りについて最大限の機能をBOSSバックエンドに委任することです。