18.5.4 例: OracleでのREST対応SQLサービス参照の作成

リモートOracleデータベースに対するREST対応SQLサービス参照を作成する例を確認します。

次の例では、ベースURL http://server.example.com:8080/ords/scott_obeを使用して、SCOTT_OBE Exampleという名前の架空のREST対応SQLサービス参照を作成します。

ヒント:

REST対応SQL参照を作成する前に、開発者は、「開始する前に: REST対応SQLサービスの要件」で説明されている要件を満たす必要があります

REST対応SQLサービス参照を作成するには:

  1. REST対応SQLページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」をクリックします。
    2. 「ワークスペース・ユーティリティ」をクリックします。
    3. 「ワークスペース・ユーティリティ」ページで、「REST対応SQLサービス」をクリックします。
  2. REST対応SQLページで、「作成」をクリックします。
  3. 「一般」で、次のように指定します。
    1. 名前 - このREST対応SQLサービスのわかりやすい名前を入力します。 たとえば: SCOTT_OBE Example
    2. エンドポイントURL - このREST対応SQLサービスのベースURLを入力します。たとえば:
      http://server.example.com:8080/ords/scott_oberest_enabled_sql_general.pngの説明が続きます
      図rest_enabled_sql_general.pngの説明
    3. 「次」をクリックします。
  4. 「認証」で、適切な資格証明を指定します。
    1. 資格証明 - 認証のための既存の資格証明を選択します。たとえば: 新しい資格証明を作成するには、「- 新規入力 -」を選択します。
    2. 資格証明名 - 資格証明のわかりやすい名前を入力します。たとえば:
      SCOTT_OBE Credentials
    3. 認証タイプ - 認証タイプを指定します。たとえば: 「基本認証」
    4. クライアントID - データベース・ユーザー名を入力します。たとえば:
      SCOTT_OBE

      基本認証のユーザー名は大文字に変換されます。大/小文字を区別するユーザー名を使用するには、接頭辞として感嘆符(!)を付けてください。

    5. クライアント・シークレット - データベース・ユーザー名を入力します。
    6. クライアント・シークレットの確認 - パスワードを入力します。
  5. 「作成」をクリックします。

    APEXで、REST対応SQLサービスがテストされます。すべてが正しく実行された場合(つまり、正しいURL、スキーマ名およびパスワードを指定した場合)、次の図に示すように「REST対応SQLサービスのテスト」メッセージが表示されます。

    test_rest_enabled_ref1.pngの説明が続きます
    図test_rest_enabled_ref1.pngの説明
  6. 「閉じる」をクリックします。
REST対応SQLサービス参照がREST対応SQLページに表示されます。