20.2.1 ワークフロー・パラメータの作成

ワークフロー・パラメータを作成するには、ワークフローを右クリックして「パラメータの作成」を選択します。

ワークフロー・パラメータは、ワークフローの入力です。APEXは、ワークフローの開始時にパラメータをワークフロー・インスタンスに渡します。パラメータはワークフローのすべてのバージョンに適用され、ワークフローの実行中にパラメータの値は変更されません。

ワークフロー・パラメータを作成するには:

1. ワークフローを右クリックして、「パラメータの作成」を選択します。
   「バージョンの作成」と「パラメータの作成」は、「ワークフロー」コンテキスト・メニューのオプションです。「アクティビティの作成」、「変数の作成」および「参加者の作成」は、「ワークフロー・バージョン」コンテキスト・メニューのオプションです。
2. パラメータ名を定義します:
   1. 静的ID - パラメータの一意の名前。
   2. ラベル - パラメータのわかりやすいラベル。
   3. データ型 - 使用可能なデータ型は、VARCHAR2、TIMESTAMP、TIMESTAMP WITH LOCAL TIME ZONE、TIMESTAMP WITH TIME ZONE、NUMBER、BOOLEAN、CLOBです。
   4. 方向 - そのワークフローにおいて定義されているパラメータの方向。「入力」、「出力」または「入出力」を選択します。
      なお、「出力」のパラメータは、そのワークフローがページ・プロセスで使用される場合にページ・プロセス・コンポーネント・パラメータセクションに表示されません。「出力」のパラメータは、そのワークフローが別のワークフローの「ワークフローの起動」アクティビティで使用される場合のみ表示されます。
   5. 値 - そのパラメータを必須にし必ず設定する必要があるかどうかを指定します。
   6. セッション・ステート書式マスク - 一部のデータ型にのみ適用されます。詳細は、アイテム・レベルのヘルプを参照してください。
   7. アプリケーションの書式マスク - 一部のデータ型にのみ適用されます。詳細は、アイテム・レベルのヘルプを参照してください。
3. 「値」で次の操作を実行します:
   1. パラメータが必須の場合は、「必須」トグルをオンにします。
   2. デフォルト値を設定します。