18.4.8.9 ETagがあるオブジェクトに対するDML操作の実行

ETagsがあるオブジェクトに対するDML操作の実行について学習します。

historyType='versionNumber'タイプの属性があるBOSSオブジェクトを操作する場合は、フォーム・リージョンやグリッド・リージョンで使用される列のリスト、またはAPEX_EXECパッケージによりプログラムで使用される列のリストに、ETag列(デフォルトではAPEX$ETAGという名前)を必ず含める必要があります。さらに、プログラムで操作するようにその列を定義するときに、p_is_checksum => trueパラメータからapex_exec.add_column()までを使用して、ETag列をマークすることが重要です。ビジネス・オブジェクトにhistoryType='versionNumber'タイプの属性がない場合は、そのオブジェクトにETagは含まれません。その場合は、データ・プロファイルからAPEX$ETAG列を削除してかまいません。その値は必ずNULLになり、更新や削除の間に使用されないためです。