3.3.4 アクセス・トークンの作成

このトピックでは、アイデンティティ・プロバイダとしてOracle IDCSまたはOracle IAMを使用する場合にアクセス・トークンを作成するための詳細を示します。

KeycloakまたはMicrosoft ADをアイデンティティ・プロバイダとして使用する場合は、アイデンティティ・プロバイダの設定およびアクセス・トークンの作成の詳細について製品ドキュメントを参照してください。

サービスに対するAPIコールは、有効なアクセス・トークンが必要です。アクセス・トークンを作成します。これは、サービスに対する後続のAPIコールで指定できます。アクセス・トークンの他に、サービスに対する後続のAPIコールでリフレッシュ・トークンを指定することもできます。MicroTxは、リフレッシュ・トークンを使用して期限切れのアクセス・トークンをリフレッシュします。

開始する前に、アイデンティティ・プロバイダを設定したことと、クライアントID、クライアント・シークレットおよびドメインURLの値を書き留めたことを確認します。
  1. アクセス・トークンを作成します『Oracle Identity Cloud Service REST API』認可フローの例を参照してください。
  2. 次のLinuxホストの例に示すように、アクセス・トークンおよびリフレッシュ・トークンを環境変数に格納します。
    export TOKEN="eyJ4Lm..."
    export REFRESH_TOKEN="ey5Gkr..."
  3. 次のLinuxホストの例に示すように、認証cookieを環境変数に格納します。
    export OTMM_COOKIE="eyJh...x_THw"

    値の例は、読みやすくするために省略記号(...)を使用して一部を省いています。

OAuth 2.0トークンを取得した後、サービスに対する後続のAPIコールを作成するときに、authorizationおよびrefresh-tokenヘッダーのトークンを使用します。