13 サンプル・アプリケーションのデプロイ

サンプルを使用することは、MicroTxをよく理解するための最速の方法です。このタスクはオプションです。MicroTxをインストールした後、サンプル・アプリケーションを実行してから分散トレースを使用して、MicroTxとマイクロサービスの間でのリクエストのフローを理解できます。

サンプル・アプリケーションは、MicroTxを使用して様々なトランザクション・プロトコルに参加するためのサービスを開発する方法を示すマイクロサービスです。サンプルアプリケーションのコードには、MicroTxライブラリが含まれています。MicroTxライブラリをアプリケーションと統合する際に、サンプル・アプリケーションを参照として使用できます。

次のいずれかのオプションを使用して、サンプル・アプリケーションを実行できます。

  • runme.shスクリプト・ファイルを使用して、ランタイム環境にマイクロサービス対応トランザクション・マネージャ(MicroTx)をインストールし、サンプル・アプリケーションを迅速に実行します。Transaction Manager for Microservicesクイック・スタート・ガイドrunme.shスクリプトについてを参照してください。
  • gitリポジトリhttps://github.com/oracle-samples/microtx-samplesからサンプル・アプリケーション・コードをクローニングします。

    このリポジトリには、様々なトランザクション・プロトコル(XASagaおよびTCC)のサンプル・アプリケーションのソース・コードが個々のフォルダに含まれています。サンプル・アプリケーションのソース・コードは、すでにMicroTxライブラリと統合されています。サンプル・アプリケーションは複数のマイクロサービスで構成されているため、各フォルダには、マイクロサービスをインストールするためにHelmが必要とするすべてのサンプル・マイクロサービスおよびファイルのソース・コードが含まれています。サンプル・アプリケーションの設定および実行の詳細は、それぞれのフォルダにあるreadmeファイルを参照してください。

  • サンプル・アプリケーションを設定および実行するには、ハンズオン・ラボで提供されている段階的な手順を使用します。MicroTx LiveLabsを参照してください。

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