4.3.22.1 ADD NETWORK

このコマンドは、ネットワーク・レコードを既存の構成内のマシンに追加します。

構文

ADD NETWORK 
   NETWORKTYPE=network_type
   HOSTNAME=hostname
   IP=ip_addr 
   NETMASK=netmask
   DOMAINNAME=domain_name
   MASTER=master 
   [ MTU=mtu ]
   [ GATEWAY=gateway ]
   [ SSHENABLED={ true | false } ]
   [ MAC=mac_addr ]
   [ LINKSPEED=nic_speed ]
   [ SLAVE='slave' ]
   [ PKEY=pkey ] 
   [ PKEYNAME=pkey_name ]
   [ STATUS = status ]
   [ LACP={ true | false } ]
   [ VLANID=vlan_id ]
   [ INTERFACENAME=interface_name ] 
   [ DESCRIPTION='network_description' ]
   [ VSWITCHNETWORKPARAMS='vswitchnetwork_parameters' ]
   [ NATHOSTNAME=nat_host_name ]
   [ NATIP=nat_ip_addr ]
   [ NATDOMAINNAME=nat_domain_name ] 
   [ NATNETMASK=nat_mask ] 
WHERE
   { HOSTNAME=hostname | 
     CLUSTERNAME=cluster_name { COMPUTENUMBER=compute_number | STORAGENUMBER=storage_number } | 
     CLUSTERNUMBER=cluster_name { COMPUTENUMBER=compute_number | STORAGENUMBER=storage_number } }

引数

ネットワークの追加時に次の属性を指定できます。

  • NETWORKTYPE: ネットワークのタイプを指定します。ADMINCLIENTBACKUPPRIVATEOTHERINGESTVIPREPLICATIONVIPまたはILOMを指定できます。

  • HOSTNAME: ネットワークの短縮ホスト名を指定します。

  • IP: ネットワークのIPアドレスを指定します。

  • NETMASK: ネットワーク・ネットマスクを指定します

  • DOMAINNAME: ネットワークのドメイン名を指定します。

  • MASTER: プライマリ・アダプタ名を指定します

  • MTU: ネットワークMTU (最大転送ユニット)を指定します。PRIVATEまたはILOMネットワークには適用されません。

  • GATEWAY: ネットワーク・サブネット・ゲートウェイを指定します。

  • SSHENABLED: TRUEは、このアダプタに対してSSHを有効にする必要があることを示します

  • MAC: MACアドレスを指定します。

  • LINKSPEED: 10000または25000。X7-2以降の2ソケット・コンピュート・ノードの場合のみ。

  • SLAVE: 一重引用符で囲んで結合ネットワークのセカンダリ・デバイスを示す、スペース区切りリストを指定します。

  • PKEY: PRIVATEネットワークに対してのみ、pkeyを指定します

  • PKEYNAME: PRIVATEネットワークに対してのみ、pkey名を指定します

  • STATUS: ネットワークのステータスを指定します。

  • LACP: TRUEは、LACPを有効にする必要があることを示します

  • VLANID: VLAN識別子を指定します。ネットワークがプライベート以外のVLANネットワークであるか、KVMゲストのVLANネットワークである場合に適用されます。

  • INTERFACENAME: KVMゲストおよびセルに対応するVLANのプライベート・ネットワークの名前(clre[0-1]またはstre[0-1])。

  • DESCRIPTION: このネットワークについてのテキスト説明(一重引用符で囲みます)。

  • VSWITCHNETWORKPARAMS: 仮想スイッチに必要なパラメータ(一重引用符で囲みます)。

  • NATHOSTNAME: NATホスト名を指定します。

  • NATIP: NAT IPアドレスを指定します。

  • NATDOMAINNAME: NATドメイン名を指定します。

  • NATNETMASK: NATネットマスクを指定します。

WHERE句には、次の引数を使用できます。

  • HOSTNAME: 既存の計算ノードのホスト名を指定します。

  • CLUSTERNUMBER: 1から始まる、es.xml内のクラスタ番号を指定します。

  • CLUSTERNAME: 既存のクラスタの名前を指定します。

  • COMPUTENUMBER: 1から始まる、クラスタ内の既存の計算ノードの番号を指定します。

  • STORAGENUMBER: 1から始まる、クラスタ内の既存のストレージ・セルの番号を指定します。