4.3.38.1 ADD VAULT
このコマンドは、新しいExascaleボールトを追加します。
構文
ADD VAULT
NAME = vaultname
[ HC = hcsize ]
[ EF = efsize ]
[ WHERE
EXASCALECLUSTER = exascaleclustername ]
引数
NAME
: Exascaleボールトの名前を指定します。HC
: オプションで、大容量ストレージ・プール内の指定された量のストレージ領域をボールトにプロビジョニングします。GBまたはTB単位のサイズを指定することも、大容量ストレージ・プールの割合を指定することもできます。EF
: オプションで、Extreme Flashストレージ・プール内の指定された量のストレージ領域をボールトにプロビジョニングします。GBまたはTB単位のサイズを指定することも、Extreme Flashストレージ・プールの割合を指定することもできます。
WHERE
句には、次の引数を使用できます:
EXASCALECLUSTER
: 新しいボールトを含むExascaleクラスタの名前を指定します。
使用上のノート
-
サイズ引数(
HC
、EF
)の組合せを指定すると、ボールトは、指定されたストレージ・リソースのみを使用するようにプロビジョニングされます。サイズ引数を指定しない場合、ボールトには、使用可能なすべてのストレージ・プールへの無制限のアクセスがプロビジョニングされます。 -
OEDA構成ファイル(
es.xml
)にExascaleクラスタが1つのみ含まれている場合、WHERE
句はオプションです。それ以外の場合、WHERE
句は必須です。
親トピック: VAULT