2.4 ILOM用の別個のネットワークの構成

Oracle Exadataラックを構成または再イメージ化する際、Oracle Exadata Deployment Assistant(OEDA)を使用して、Integrated Lights Out Manager(ILOM)用の別のネットワークを構成できます。

Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0よりも前のリリースでは、ExadataサーバーとILOMインタフェースは特定の機能(アラート通知など)のために相互にネットワーク・アクセスできることが必要です。Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降では、これまでにサポートされていたすべての機能を維持しながら、このネットワーク依存性が取り除かれています。現在、ILOMインタフェースは、完全に別のネットワークに構成できます。

  1. OEDA Webコンフィギュレータを使用して、Oracle Exadataラックの設定を構成します。
  2. ラック・ネットワーク・ページで、ILOMネットワークの分離ボックスを選択し、ILOM用の別のネットワークを構成します。

    ILOMという見出しの新しいセクションがページに表示されます。この領域にILOMネットワークの構成に必要な情報を入力します。

  3. ILOMネットワークに関する必須値を入力します。
    • ゲートウェイ
    • 開始IPアドレス
    • サブネット・マスク
    • ドメイン名
  4. オプション:ILOMネットワークのデフォルトの名前および値を使用しない場合は、マスクの変更ボタンをクリックしてネットワーク設定をカスタマイズします。