A.10 ラックの再設置のチェックリスト

次のチェックリストは、ラックの再設置についてOracle Exadata Configuration Assistant (OECA)またはOracle担当者によって承認された構成にラックを再設置する前に使用してください。

ノート:

  • Oracle Re-racking ServiceおよびOracle Installation Serviceの両方の購入が必要になります。
  • 顧客が用意した機器のサポートは提供していません。
ラックの再設置の考慮事項 はい いいえ なし コメント

Oracle Re-racking Serviceを購入していますか。

提供されているラックから、顧客が用意したラックにコンポーネントおよび関連するケーブルを移動できるように、サーバーの重量に対応したカートがありますか。

ターゲット・ラックは空ですか。

対象のラックの寸法が次の要件を満たしていますか。

  • 高さ: 42 RU

  • 幅: 600 mm (23.62インチ)

  • 奥行き: 1112cm (43.78インチ) (前部または後部ドアを含まない)

ラックが42 RU未満の場合、ターゲット・ラック内に設置する互換性のあるPDUを用意していただく必要があります。

前部と後部取付けプレーンの間の距離が610mm以上915mm以下(24インチから36インチ)になっていますか。

前部取付けプレーンの前面の奥行きの空間(キャビネットのドアからの距離)が25.4mm(1インチ)以上ありますか。

対象のラックが次最小負荷容量を満たしていますか。

  • 19 kg (41.89 lb)/RU

ラックは4本柱のラック(前方と後方に取付け)ですか。

ノート: 2本柱のラックは互換性がありません。

対象のラックの水平方向の開口部およびユニットの垂直方向のピッチは、ANSI/EIA 310-D-1992またはIEC 60297標準規格に準拠していますか。

対象のラックはRETMAレールをサポートしていますか。

ノート: Oracle Engineered Systemラックでは、RETMAレール間隔の幅に19インチ(483mm)必要です。PDUおよびケーブル・ハーネスを側面に収納するには、最低600mmラック(23.63インチ)幅が推奨されます。ラック幅が600mm未満の場合は、サーバーCMAの背後に取付けるために、さらに奥行きが必要になります。

対象のラックがOracleケーブル管理アーム(CMA)をサポートしていますか。

対象のラックが穴の開いたソリッド・フィラー・パネル(Oracle製)の取付けをサポートしていますか。

対象のラックで、ラックの左後側に沿ってRDMAネットワーク・ファブリック・ケーブルを結束できますか。この場合の側面は、ラックの前面から見て左後側です。

対象のラックで、イーサネット配線のハーネスを結束できますか。

対象のラックのケーブル・ハーネスとPDUに十分な空間がありますか。

Oracle Engineered Systemラックのシリアル番号のラベルを印刷して対象のラックに貼り付けることができますか。