8.9.2.1.1 Oracleパブリック・リポジトリに接続するためのYUMの構成

Oracle Linux YUMサーバーは、最新のOracle Linuxパッケージをインストールするための無料で便利な方法を提供します。Unbreakable Linux Network (ULN)では、特定のバージョンのパッチおよび正誤表を更新できます。

この手順は、Oracle Linuxを実行しているOracle Exadataオンプレミス・データベース・サーバーでのみサポートされます。これは、ストレージ・サーバーまたはOracle VM環境の管理ドメイン(dom0)またはユーザー・ドメイン(domU)ではサポートされていません。

Oracle Linux Yum Serverはパブリック・リポジトリです。Oracle Linux Yum Serverから更新を入手する方法の詳細は、http://yum.oracle.comを参照してください。ULNの詳細は、http://linux.oracle.comを参照してください。

  1. データベース・サーバー上のrootユーザーとして、RHNS-CA-CERT証明書が期限切れになっていないことを確認します。
    # yum list installed

    証明書が期限切れの場合は、My Oracle SupportのドキュメントID 2207336.1を参照して問題を修正してください。

  2. /etc/yum.repos.dディレクトリに移動します。
    # cd /etc/yum.repos.d
  3. リポジトリ構成ファイルをダウンロードします。

    curlユーティリティを使用して、システムにとって適切なリポジトリ構成ファイルをダウンロードします。かわりに、http://yum.oracle.com/public-yum-release.repoの内容をファイルにコピーできます。この場合、releaseOracle Linuxリリースに対応します(例: ol6またはol7)。

    たとえば、curlを使用してOracle Linux 6リポジトリの構成を取得するには、次のコマンドを使用します。

    # curl -O http://yum.oracle.com/public-yum-ol6.repo
    詳細は、次を参照してください。
  4. データベース・サーバーでrhn-setupパッケージをインストールして、uln_registerを有効にします。

    警告:

    ストレージ・サーバーをULNまたはパブリックyumサーバーに登録しないでください。
    # yum install rhn-setup.noarch

警告:

最新リリースのOracle Linuxを使用していない場合は、ファイル/etc/yum.repos.d/public-yum-ol6.repoを編集し、システム・バージョンと一致するように正しいリポジトリを有効にする必要があります。Oracleサポート・サービスに連絡して、My Oracle SupportのドキュメントID 2241729.1を参照してください。