4 その他のOracle Exadataコンポーネントの保守
データベース・サーバーとストレージ・サーバーに加えて、Oracle Exadataには、配電ユニット、ILOM、ネットワーク・スイッチなどが含まれています。
ノート:
- この章のすべての手順は、Oracle ExadataおよびOracle Exadata Storage拡張ラックに適用されます。
- 読みやすさを考慮して、Oracle ExadataとOracle Exadata Storage拡張ラックの両方に言及する場合、「Oracle Exadataラック」という名前を使用します。
- 配電ユニットの交換
- 無反応になったILOMのリセット
- サービス・プロセッサおよびILOMネットワーク設定の構成
- X7以降のシステム用クライアント・ネットワーク・ポートのリンク速度の検証および変更
Oracle Exadata X7以降のデータベース・サーバーのクライアント・ネットワークで10 GbE接続または25 GbE接続を構成できます。 - ネットワーク・ポートでのリンク速度の確認
Oracle Exadata Database Machine X7-2計算ノードに対して正しいリンク速度を使用していることを確認してください。 - 1GbE接続から10GbE接続への変更
1GbEネットワーク接続は、10GbE接続に変更できます。 - RoCEネットワーク・ファブリックの保守
RoCEネットワーク・ファブリックは、結合されたインタフェースを介してデータベース・サーバーおよびExadata Storage Serverをラック内のRoCEネットワーク・ファブリック・スイッチに接続します。 - InfiniBandネットワーク・ファブリック・ネットワークの保守
InfiniBandネットワーク・ファブリック・ネットワークは、結合されたインタフェースを介してデータベース・サーバーおよびExadata Storage Serverをラック内のInfiniBandネットワーク・ファブリック・スイッチに接続します。 - InfiniBandネットワーク・ファブリック構成の変更
IPアドレスまたはホスト名を変更するか、パーティションを実装することにより、InfiniBandネットワーク・ファブリックのネットワークを構成する方法を変更できます。 - データベース・サーバーでのネットワーク・ルーティングの構成
ネットワーク・ルーティングのタスクは、ブート時ルーティングかリアルタイム・ルーティングかによって異なります。 - DNSサーバーの変更
ドメイン・ネーム・システム(DNS)サーバーの構成設定は、初期設定後に変更できます。 - NTPサーバーの変更
ネットワーク・タイム・プロトコル(NTP)サーバーの構成設定は、初期設定後に変更できます。 - タイムゾーン設定の変更
初期構成およびデプロイメントの終了後にOracle Exadataでタイムゾーンを変更できます。 - KVMスイッチの管理
KVMスイッチが用意されているのは、Oracle Exadata Database Machine X2-2ラック、およびSun Fire X4270 M2 Serverを使用したExadata Storage Serverを搭載したOracle Exadata Storage拡張ラックのみです。 - LEDステータスの説明
Oracle Exadataラックのコンポーネントに搭載されているLEDは、点検整備が必要なコンポーネントを特定する際に役立ちます。