3.6.2 障害またはその他の問題によるM.2ディスクの交換
M.2ディスクで障害が発生すると、システム領域の冗長性が低くなり、パッチ適用、イメージ化およびシステムのレスキューに影響を及ぼす場合があります。そのため、問題のあるディスクをすぐに新しいディスクに交換する必要があります。M.2ディスクで障害が発生すると、非アクティブなシステム・ディスクに格納されているソフトウェアを使用するようにストレージ・サーバーが自動的かつ透過的に切り替わり、そのシステム・ディスクがアクティブになります。
M.2ディスクで障害が発生すると、Exadataアラートが生成されます。アラートには、ディスクを交換する特定の手順が含まれます。システムのアラート通知を構成している場合、電子メールでアラートが指定したアドレスに送信されます。
M.2ディスクはホットプラグ対応であり、電源がオンになっているときでも交換できます。M.2ディスクの交換後、Oracle Exadata System Softwareによって、新しいデバイスが自動的にシステム・パーティションに追加され、再構築プロセスが開始されます。