8.2.4 新しいExadataバージョンへの更新のルール
アップグレードするときには、インストール済リリースおよびターゲット・リリースの製品バージョンと日付コードの両方を考慮する必要があります。
ほとんどの状況においては、製品バージョン(たとえば12.1.2.1.1)のみでリリースを参照することで十分です。
特定のターゲット・バージョンへのアップグレードでは、patchmgrによって施行される次のルールに従う必要があります。
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ターゲット・リリースの製品バージョンがインストール済ソフトウェアよりも大きい
かつ
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ターゲット・リリースの日付コードがインストール済ソフトウェアよりも大きい必要があります。
たとえば、製品バージョン12.1.1.1.2と日付コード150411で構成されるイメージ・バージョン12.1.1.1.2.150411を現在実行しているExadata Database Machineがあるとします。
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12.1.2.1.2.150617.1へのアップグレードは、両方のルールが満たされているため、許可されます。
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12.1.2.1.1.150316.2へのアップグレードは、インストール済ソフトウェアの日付コード150411がターゲット・リリースの日付コード150316よりも大きいため、許可されません。
親トピック: ソフトウェア・メンテナンスの計画