8.10 SSH等価の設定
Oracle Exadata Database Machine上でソフトウェアを更新する前に、SSH等価を構成する必要があります。
Oracle Exadata Database Server、Oracle Exadata Storage ServerおよびRDMAネットワーク・ファブリック・スイッチのExadata更新ユーティリティは、Oracle Linuxを実行している任意のサーバーから、root
ユーザーまたはroot
以外のユーザーのどちらとしてでも実行できます。ターゲットのExadataサーバーのroot
ユーザーに対してSSH等価が設定されているかぎり、ユーティリティでは任意のExadataサーバーで前提条件チェック、更新、ロールバックの各アクションを実行できます。
ノート:
安全な環境を構築しているお客様の場合、Oracle Exadata Storage ServerへのSSHアクセスを無効にしていることがあります。通常の操作中に、Oracle Exadata Storage ServerがSSHアクセスを必要とすることはありません。一方、更新ユーティリティなどの管理用ユーティリティでは、SSHアクセスを必要とします。ストレージ・サーバーのロック解除の詳細は、ストレージ・サーバーでのSSHの無効化のトピックのサブ項目、セルの一時的なロック解除を参照してください。親トピック: Exadataソフトウェアの更新