8.5.8.2 YUMリポジトリとしてのISOファイルの使用

各Exadataデータベース・サーバー更新は、圧縮されたISOイメージ・ファイルとしてパッケージ化されます。ISOイメージ・ファイルは、自己完結型YUMリポジトリとして編成されています。標準HTTP Webサーバーを使用して、ISOファイルをすべてのExadataデータベース・サーバーのYUMリポジトリとして提供できます。

ノート:

YUMリポジトリのホストにExadataデータベース・サーバーを使用しないでください。Exadataソフトウェア更新に関連する再起動による中断を回避するには、別のサーバーを使用します。

使用できる独立したサーバーがない場合は、かわりにISOイメージによる直接的な方法を使用してください。「ISOファイルの直接使用」を参照してください。

一般的な手順は次のとおりです。状況やサーバー構成に応じて例のコマンドを調整する必要があります。

  1. Exadataデータベース・サーバー更新パッチをMy Oracle SupportからWebサーバーにダウンロードします。

    各Exadataデータベース・サーバー更新パッチには、圧縮されたISOイメージ・ファイルが含まれています。

    使用可能なExadataデータベース・サーバー更新パッチを検索するには、My Oracle Supportドキュメント888828.1を参照してください。

  2. パッチ・アーカイブを解凍し、ISOイメージ・ファイルをマウントします。

    次に例を示します:

    [root@webServer /var/stage]# unzip p35869377_231000_Linux-x86-64.zip
    [root@webServer /var/stage]# mkdir -p /var/www/html/yum/EXADATA/dbserver/23.1.8/base
    [root@webServer /var/stage]# mount -o loop /var/stage/exadata_ol8_base_repo_23.1.8.0.0.231109.iso /var/www/html/yum/EXADATA/dbserver/23.1.8/base

    この例では、Exadataリリース23.1.8のExadataデータベース・サーバー更新パッチ・アーカイブ(p35869377_231000_Linux-x86-64.zip)を使用します。このアーカイブには、exadata_ol8_base_repo_23.1.8.0.0.231109.ISOという名前のISOイメージ・ファイルが含まれています。この例では、圧縮パッチ・アーカイブが/var/stageにダウンロードされていることを前提としています。また、この例では、Webサーバーのドキュメント・ルート・ディレクトリが/var/www/htmlにあり、ISOイメージ・ファイルのマウント・ポイントが/var/www/html/yum/EXADATA/dbserver/23.1.8/baseであると想定しています。

  3. Exadataデータベース・サーバー更新のYUMリポジトリの可用性および内容を確認します。

    前述の例に基づいて、選択したExadataデータベース・サーバー更新のYUMリポジトリをhttp://webServer/yum/EXADATA/dbserver/23.1.8/base/x86_64/で使用できるようになりました。

    patchmgr更新ユーティリティで事前チェック操作を実行すると、YUMリポジトリの可用性と内容を確認できます。コマンドで、--repoオプションを使用してYUMリポジトリURLを指定します。

    次に例を示します:

    [root@pmserver ~]# patchmgr --dbnodes database_node_file --precheck --repo http://webServer/yum/EXADATA/dbserver/23.1.8/base/x86_64/ --target_version 23.1.8.0.0.231109

    patchmgrを実行しているサーバーは、YUMリポジトリ・サーバーと異なる場合があります。

  4. YUMリポジトリを使用して更新を実行します。

    patchmgrコマンドで、--repoオプションを使用してYUMリポジトリURLを指定します。

    次に例を示します:

    [root@pmserver ~]# patchmgr --dbnodes database_node_file --upgrade --repo http://webServer/yum/EXADATA/dbserver/23.1.8/base/x86_64/ --target_version 23.1.8.0.0.231109 --rolling