6.2 InfiniBandネットワーク・ファブリックを使用した2ラック配線

InfiniBandネットワーク・ファブリックを使用して2つのラックを配線する前に、この情報を確認します。

  • スパイン・スイッチは、すべてのラックのU1(IB1とも呼ばれます)にあります。

  • 次のリストでは、リーフ・スイッチをIB2およびIB3と呼びます。システムに適切なラック・ユニットを使用してください。

  • Oracle Exadata Database Machine X2-2ラック、およびSun Fire X4270 M2サーバーを使用したExadata Storage Serverを搭載したOracle Exadata Storage Expansion Rackの場合、リーフ・スイッチはU20およびU24 (IB2およびIB3とも呼ばれます)にあります。

  • Oracle Exadata Database Machine 8ソケット(X8-8、X7-8、X6-8、X5-8、X4-8、X3-8およびX2-8)フル・ラック・システムの場合、リーフ・スイッチはU21およびU23 (それぞれIB2およびIB3とも呼ばれます)にあります。

  • Oracle Exadata Database Machine X4-2以降のラック、Oracle Exadata Database Machine X3-2フル・ラックおよびOracle Exadata Storage Expansion Rack X3-2ラックの場合、リーフ・スイッチはU20およびU22 (それぞれIB2およびIB3とも呼ばれます)にあります。

  • 次のリストに示すケーブル長は、ラックが相互に隣接していると仮定しています。ラックが隣接していないか、頭上の配線トレイを使用している場合は、長いケーブル長が必要になる場合があります。100mまでのケーブル長がサポートされています。

次の表に、2つのフル・ラックを配線する場合の最初のスパイン・スイッチのケーブル接続(R1-U1)を示します。

表2-1 6ラック・システムの最初のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長
ラック1内のR1 IB3

R1-IB3-P8AからR1-U1-P3A
R1-IB3-P8BからR1-U1-P4A
R1-IB3-P9AからR1-U1-P5A
R1-IB3-P9BからR1-U1-P6A

3メートル
R1 IB3からラック2

R1-IB3-P10AからR2-U1-P7A
R1-IB3-P10BからR2-U1-P8A
R1-IB3-P11AからR2-U1-P9A
R1-IB3-P11BからR2-U1-P10A

5メートル
ラック1内のR1 IB2

R1-IB2-P8AからR1-U1-P3B
R1-IB2-P8BからR1-U1-P4B
R1-IB2-P9AからR1-U1-P5B
R1-IB2-P9BからR1-U1-P6B

3メートル
R1 IB2からラック2

R1-IB2-P10AからR2-U1-P7B
R1-IB2-P10BからR2-U1-P8B
R1-IB2-P11AからR2-U1-P9B
R1-IB2-P11BからR2-U1-P10B

5メートル

次の表に、2つのフル・ラックを配線する場合の2番目のスパイン・スイッチのケーブル接続(R2-U1)を示します。

表6-2 2ラック・システムの2番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長
ラック2内のR2 IB3

R2-IB3-P8AからR2-U1-P3A
R2-IB3-P8BからR2-U1-P4A
R2-IB3-P9AからR2-U1-P5A
R2-IB3-P9BからR2-U1-P6A

3メートル
R2 IB3からラック1

R2-IB3-P10AからR1-U1-P7A
R2-IB3-P10BからR1-U1-P8A
R2-IB3-P11AからR1-U1-P9A
R2-IB3-P11BからR1-U1-P10A

5メートル
ラック2内のR2 IB2

R2-IB2-P8AからR2-U1-P3B
R2-IB2-P8BからR2-U1-P4B
R2-IB2-P9AからR2-U1-P5B
R2-IB2-P9BからR2-U1-P6B

3メートル
R2 IB2からラック1

R2-IB2-P10AからR1-U1-P7B
R2-IB2-P10BからR1-U1-P8B
R2-IB2-P11AからR1-U1-P9B
R2-IB2-P11BからR1-U1-P10B

5メートル

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