6.1.13 フラッシュ・キャッシュでのOracle ACFS I/Oキャッシュ
I/O効率を最適化するために、Oracle Advanced Cluster File System (Oracle ACFS)への小規模な順次書込みは自動的に1 MBのチャンクに結合されます。ただし、Oracle Exadata System Softwareリリース21.2.0より前では、これらのより大規模な書込みはキャッシュをバイパスしてディスクに直接行われます。
Oracle Exadata System Softwareリリース21.2.0以降、すべてのOracle ACFS I/OはExadataスマート・フラッシュ・キャッシュへのキャッシュ対象になります。
この機能により、小規模な順次書込みおよび後続の高速読取りが主なI/OプロファイルであるOracle GoldenGate証跡ファイルなどのアプリケーションでは特に、Oracle ACFSのパフォーマンスが向上します。
最小要件:
- Oracle Exadata System Softwareリリース21.2.0