8.3.7.2 イメージ化の一部として自動実行されるSecure Eraser
Oracle Exadataラックを転用する際は通常、最初にOracle Exadata System Softwareリリース12.2.1.1.0で導入されたSecure Eraser機能を使用してデータを安全に消去し、その後必要なOracle Exadataイメージでラックを再イメージ化するという2つの部分からなるプロセスです。
Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0以降、ハードウェアがSecure Eraserをサポートしている場合、Secure Eraserは再イメージ化中に自動的に起動されます。これにより、パフォーマンスを維持しながら再イメージ化する手順が大幅に簡略化されます。ラックを転用する場合は、ラックをイメージ化するだけで、プロセスの一環として安全なデータ消去が透過的に行われます。
詳細は、Oracle Exadata Database Machineセキュリティ・ガイドの安全な消去の概要を参照してください。
最小要件:
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Oracle Exadata System Softwareリリース19.1.0
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Oracle Exadata Database Machine X5-2以上
親トピック: Secure Eraserの更新