10.2.7 セルからセルへのリバランスにおけるストレージ索引の保持
ストレージ索引を使用してスマート・スキャン時にI/Oをプルーニングすることで、パフォーマンスが著しく向上します。ディスクで予測障害または本当の障害が発生した場合、データを他のセルのディスクに移動してリバランスする必要があります。この機能により、失敗したディスクのデータ領域に作成されたストレージ索引エントリを、セルからセルへのオフロードによるリバランス時にデータとともに移動させて、アプリケーションのパフォーマンスを維持できます。
この機能により、前のリリースと比較して、ディスク障害によるリバランス時のアプリケーションのパフォーマンスが著しく向上します。
最低限必要なソフトウェア:
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Oracle Exadata Storage Server Softwareリリース12.1.2.3.0
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Grid Infrastructureリリース12.1.0.2.160119(パッチ22682752適用)