11.7.7 管理性機能の拡張

Oracle Exadata Storage Server Softwareには、現在、次の管理性機能が含まれます。

  • ディスク・グループに対する置換ディスクの自動追加: 物理ディスクの障害後に置換ディスクが追加された場合、ディスク・グループを再作成して元のディスク・グループに各グリッド・ディスクを追加するのに必要なすべてのExadata操作は、現在、自動的に実行されます。

  • セルの自動再起動: セルが障害から回復するか、再起動すると、各グリッド・ディスクは自動的にオンラインに変更されます。

  • ASMディスク・グループでのOCRおよび投票ディスクのサポート: Oracle Database 11gリリース2(11.2)では、ASMディスク・グループでOracle Cluster Registry(OCR)および投票ディスクがサポートされます(iSCSIパーティションは必要なくなりました)。

  • データベース・サーバーにおける最大4つのデュアルポートInfiniBandホスト・チャネル・アダプタのサポート。この機能により、Oracle Exadata Storage Server Softwareを使用するデータベース・サーバーとして、より大規模なOracle Exadata Database Machine X2-8フル・ラックを使用できます。