11.3.4 パフォーマンスが低下しているディスクの識別
ディスクのパフォーマンスが低下すると、作業がすべてのディスクに均等に分散されるため、すべてのディスクのパフォーマンスが影響を受けます。たとえば、あるディスクのパフォーマンスが他のディスクよりも30%低下すると、システム全体のI/O容量が30%低下します。
パフォーマンスが低下しているディスクが検出されると、そのディスクはアクティブな構成から削除されます。次に、Oracle Exadata Database Machineが一連のパフォーマンス・テストを実行します。ディスクの問題が一時的な場合は、テストに合格すると、そのディスクは構成に戻ります。ディスクがテストに合格しない場合は、poor performanceとしてマークされ、ディスクを交換するための自動サービス・リクエスト(ASR)のサービス・リクエストが開きます。この機能は、ハード・ディスクとフラッシュ・ディスクの両方に適用されます。