10.6.11 データベース・サーバー上の管理サーバー
データベース・サーバー上の管理サーバー(MS)は、データベース・サーバー管理コマンド用にWebサービスを実装し、バックグラウンド監視スレッドを実行します。管理サービスは、次のものを提供します。
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ハード・ディスク、CPUおよびInfiniBandポートの監視を含む、包括的なハードウェアおよびソフトウェアの監視。
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強化されたアラート機能。
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重要なシステム・メトリック・コレクションと監視。
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データベース・サーバーの構成、監視および管理のための、DBMCLIと呼ばれるコマンドライン・インタフェース。DBMCLIは、各データベース・サーバー上および仮想化マシンのDOM0上にプレインストールされています。DBMCLIでは、自動サービス・リクエスト、キャパシティ・オンデマンド、Infrastructure as a Serviceおよびデータベース・サーバー電子メール・アラートを構成できます。
Oracle Exadata Database Machineコマンドライン・インタフェース(DBMCLI)ユーティリティは、データベース・サーバーを管理するためのコマンドライン管理ツールです。DBMCLIは各サーバー上で動作し、個々のデータベース・サーバーを管理できるようにします。DBMCLIは、仮想マシンでも動作します。DBMCLIを使用して、データベース・サーバーを構成、監視および管理します。このコマンドライン・ユーティリティは、Oracle Exadata Database Machineの出荷時にインストール済です。
DBMCLIは、自動サービス・リクエスト、キャパシティ・オンデマンド、Infrastructure as a Serviceおよびデータベース・サーバー電子メール・アラートを構成するための統合クライアント・インタフェースです。また、ハード・ディスク、CPU、InfiniBandポートおよびシステムのメトリックとしきい値を監視できます。