11.6.3 最適化スマート・スキャン

Oracle Exadata Storage Server Softwareでは、CPU使用率を監視することにより、Exadata Storage Serverのリソースのボトルネックを検出します。ボトルネックが見つかると、処理の再割当てを行い、パフォーマンスを改善します。各Exadataセルでは、次の統計情報を保持します。

  • 直前の30分間を対象とするExadataセルのCPU使用率とプッシュバック(戻り)率のスナップショット。

  • プッシュバック(戻り)が決定された1MBのブロックの合計数。

  • データベース・サーバーに戻されたブロックの数。

  • Total cpu passthru output IO sizeの統計(KB)